名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

エッセイ(文学、その他人文)

№1390 名古屋弁クラブ

№1390 名古屋弁クラブ フェイスブックに名古屋弁クラブがあってまぜてもらっとるがや。 → https://www.facebook.com/groups/nagoyaben/ 私の場合,名古屋ネイティブなのだが,恥ずかしながら名古屋弁がうみゃーことしゃべれーせん。そんでも、名古屋弁クラブ…

№1386 恐竜の話 少年ケニアにようになりたい

№1386 恐竜の話 少年ケニアにようになりたい かつて恐竜はトカゲやワニの仲間じゃないかと考えられていた。 確かに,私がまだ子供の頃,動物図鑑に恐竜も紹介されており,イグアノドンはトカゲのような頭だった。大型恐竜のブロントザウルス(今ではアパトサ…

№1375 楽しい性器信仰

№1375 楽しい性器信仰 フェイスブックで田縣神社のお祭りを教えてもらった。 愛知県小牧市内の田縣神社の祭りの光景だ。写真コンテストまでやっている。 → http://www.tagatajinja.com/pg18.html http://www.tagatajinja.com/_src/sc264/04080001.JPG ※ 右は…

№1370 我らが徳川宗春

№1370 我らが徳川宗春 名古屋人と言えば名古屋弁,尾張名古屋は城で持つ。名古屋人と言えばこんな感じだ。 http://ecx.images-amazon.com/images/I/51lhl7HGDpL._AA160_.jpg 桜の花がぱっと咲き,「なんでもやってみやぁ」ってな感じで,賑やか商業都市とい…

№1360 名古屋弁ラップ

№1360 名古屋弁ラップ フェイスブックに名古屋弁クラブというのがあって,そこでの投稿記事です。 名古屋弁ラップを作ってみました。 どうでしょうかね。名古屋のひとにしか分からないかもしれないな。 よぉ,よぉ よー,よー,よー 尾張名古屋は城だでよぉ…

№1355 尾張熱田は名古屋のほまれ

№1355 尾張熱田は名古屋のほまれ 尾張と言えば熱田,かつては名古屋の中心は熱田にあった。熱田神宮は今でこそ陸に囲まれているが,昔は海に面していた。東海道五十三次「七里の渡し」とは熱田・桑名の航路だが,熱田側は神宮そばの渡し場だ。 http://upload…

№1335 たまには動物はいかが?

№1335 たまには動物はいかが? ジュゴン ジュゴンは鳥羽水族館のジュゴンが有名です。 ジュゴンは海牛目の海のほ乳類ですが,イルカやクジラの仲間とは違います。体長はだいたい3m,南半球に分布し,フィリピンぐらいまでは分布していす。かつては,日本の奄…

№1250 「徳」

帝舜 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7c/%E5%B8%9D%E8%88%9C.png/270px-%E5%B8%9D%E8%88%9C.png №1250 「徳」 中国語を勉強しているせいか、「史記」とか「論語」とか中国の古典が気になる。こういうものを読むたびに、中国の思想は…

№1225 妖怪画談

№1225 妖怪画談 暑いですね。おぼんも終わって、いよいよ明日からは仕事が始まる。 暑い時には怪談話がつきものだ。子供らが小さかったころは、妻の実家で肝試しなんかやったものだが、今ではどこも明るくなっていけない。 私が子供の頃はどこかに妖怪がいた…

№1190 おんな

№1190 おんな 「おんな」などというと女という価値観を押しつけているようで、男女参画委員会から文句が出そうだ。しかし、「性」は厳然とあるので、あんまり堅いことは言わんでほしいと思ったりする。 我が家では壇蜜がちょっとだけ話題になっている。妻に…

№1185 小面(こおもて)

№1185 小面 かの夏目漱石先生は「草枕」の中で、能についてこう言っている。 「我らが能から享けるありがた味は下界の人情をよくそのままに写す手際から出てくるのではない。そのままの上へ芸術という着物を何枚も着せて、世の中にあるまじき悠長な振舞いを…

№1160 春爛漫

№1160 春爛漫 連休もすぎ春が本格化した。もうすぐ、初夏だ。 早春のころ、木々の葉はまだ芽吹いたばかりなので、林の中には光が届く。この時期、林の地面には早春の花が咲く。シュンランは一押しの花だが、外にもカタクリやフジバカマなど可憐な花が咲く。…

№1215 がんばれ!! タブチくん!!

№1215 がんばれ!! タブチくん!! いちいひさいちと言えば、朝日新聞4コマ漫画「ののちゃん」かな。しかし、私の場合は違う。私の場合は「くるくるパーティー」かな。 私がまだ京大生だったころ、大学近所の喫茶店に行ってはハンバーグ定食とか、ショウガ焼き…

№1200 キツネの幻燈会

№1200 キツネの幻燈会 宮沢賢治の雪わたり、四郎とかん子はキツネの幻燈会に誘われて楽しい時間を過ごします。賢治の童話にはいつもいろいろな動物が出てきて仲良く暮らします。時には岩手山も出てきて、農民たちは岩手山に挨拶をしながら働きます。 宮沢賢…

№1180 冬の花と言えば・・・

№1180 冬の花と言えば・・・ 冬の花と言えば、牡丹でしょうかね。寒牡丹、冬牡丹は冬に咲きます。「立てば芍薬、座れば牡丹」、古来より、美女の代名詞として牡丹はもてはやされてまいりました。 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/97/…

№1150 とうとうたらりとうたらり

№1150 とうとうたらりとうたらり 前から「とうとうたらりとうたらり」という言葉が気になっていた。 時は永正十四年(1517年)、斎藤道三が油売りのころ、口上を入れながら大道で油を売った。油を糸のように垂らして永楽銭の四角い穴に通し、少しでもそれれば…

№1145 考えよう、地球温暖化問題

№1145 考えよう、地球温暖化問題 原発事故のためか地球温暖化問題はすっかり影を潜めてしまった。原発事故があっても、CO2の排出は続き、我が地球の気温は上昇を続けている。最大の排出国米国、中国の排出量は一向に収まる気配はない。いったいこのままでは…

№1135 秋は赤

№1135 秋は赤 秋は、夕暮。夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。赤い夕日は秋という感じですね。 秋の代表格は紅葉。私が京都に住んでいた時、朝早く高雄の紅葉を見に…

№1125 忍者

№1125 忍者 忍者と言えば、伝説のカムイ外伝だな。「飯縄落とし」とか「変移抜刀霞切り」とか、修練によって極限まで鍛え上げられた奇跡の技に心が躍ったものだ。 同じく白土三平の忍者漫画「サスケ」でもいろいろ術があった。若い人は知らないかなあ、「分…

№1115 嘆きの天使

№1115 嘆きの天使 ご存じマレーネ・デートリッヒ主演の作品だ。謹厳実直な高校の先生が学生たちを注意するためにキャバレーにおもむく。そこでのショータイムに登場した踊り子ローラに魅了され徐々に関係を深め、最後には結婚した上、道化となってしまうとい…

№1110 iPS細胞の問題

№1110 iPS細胞の問題 iPS細胞が話題になっている。前回の記事(№1010)について「 さすらい一法学徒」さんに問題を指摘された。確かに,程度の低い記事だったので改めて考えを整理することにした。今回は,中小企業法務とはいいがたいな。 iPS細胞によって移…

№1090 ちょっと、過激なので無題ということで

№1090 おっぱいの役割 アルテミスのおっぱいがすごい おっぱいと言えば、当然母乳だ。赤ちゃんはおっぱいを飲んで育つ。おっぱいを飲む動物だからほ乳類になっている。犬でも豚でも乳房がずいぶんあって、さすが多産系の動物は違う。人間の社会でもアルテミ…

№1035 童話の世界

№1035 童話の世界 だんだん年をとってきたせいか,最近,赤ちゃんがとてもかわいい。だっこしてみたいという衝動にかられる。孫が欲しいって? 自分の子供が欲しいという訳でもないのでそうかもしれない。人間が赤ん坊や子供をかわいいと思うのは本能としか…

№950 雪の音

№950 雪の音 雪渡り → http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/45679_22349.html 四郎とかん子とは小さな雪沓(ゆきぐつ)をはいてキックキックキック、野原に出ました。 こんな面白い日が、またとあるでしょうか。いつもは歩けない黍の畑の中でも、す…

№935 泣いたらすっきりするね

№935 泣いたらすっきりするね 今日、妻と二人で「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」を見に行ったら不覚にも泣いてしまった。随所に泣かせるシーンがあって、そのたびごとに泣いていて、ハンカチで目を押さえていた。映画館を出てきたら私の目が腫れていた。 '64とい…

№930 ナジャ

№930 ナジャ 私が子供だった頃、時代には電子メールなど無く、「文通」という方法で手紙のやりとりをしていた。今日、私がこのようにブログを続けられるのもひとえに文通のおかげだ。 子供や学生向けの雑誌などに「文通しませんか?」などと掲載されて、遠く…

№885 史記

№885 史記 司馬遷「史記」に関する本を読み続けている。「史記列伝」(岩波書店)に続いて「史記」(徳間文庫)もようやく終わりに近づきつつある。返す返すも司馬遷の高い能力に驚いてしまう。史記は「本紀」、「表」、「書」、「世家」、「列伝」と分かれてい…

№845 秋

№845 秋 秋は夕暮。夕日のさして山のは いとちかうなりたるに、 からすのねどころへ行くとて、みつよつ、ふたつみつなどとびいそぐさへあはれなり。 まいて雁などのつらねたるが、いとちひさくみゆるはいとをかし。 日入りはてて、風の音むしのねなど、はた…

№810 迷亭

№810 迷亭 私は漱石の「吾輩は猫である」が大好きで、何度読んだか分からない。 その登場人物に迷亭がいる。 とんでもなく教養があって、それでいて、いつもふざけていて、文明を批評する。饒舌で、ふわふわ浮き草のようで、山木独仙からは「池に浮いている…

№785 ユートピア、夢は必ずかなう。

№785 ユートピア、夢は必ずかなう。 ユートピアは理想郷と訳される。私たち経営者は常に理想を目指し邁進する。夢がなければ人生はつまらない。夢があれば人生は楽しい。 ニュー・ラナークはスコットランド・サウス・ラナークシャーの都市ラナークから約 2.2…