名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

番外 「おこめ券」、淫乱な響き?

番外 「おこめ券」、淫乱な響き? 学生時代、「嗚呼!花の応援団」という超お下劣、ギャグマンガが大流行した。「クェックェックェッ」とか、「ちゃんわちょんわ」とか、「役者やのう」とか、暴力、下ネタ、大連発のそれはそれはお下品な、どうしようもない…

№640 酒池肉林

№640 酒池肉林 最近、少しずつ「史記」を読んでいる。寝る前に読んでいるのでちょっと読むとすぐ寝てしまう。おかげで中々進まない。 国の栄枯盛衰のもとは王のおごりから始まる。司馬遷の思想は明確だ。王というのは国のマネジメントする者で,社長にも通じ…

№639 表明保証 Rep & Warranty

M&A

№639 表明保証 Rep & Warranty 最近「表明保証」責任をめぐる議論が多く出ている。 表明保証責任はもともと英米法で考えられた概念で、Representations and Warranties、またはRep & Warranty とか表記されている。会社の譲渡を含めて事業譲渡などに際して、…

№638 正常なる運転資金

№638 正常なる運転資金 融資問題の勉強が続いている。 正常なる運転資金という言葉がある。 金融検査マニュアルによると、「正常なる運転資金」に対する融資は返済確実な債権として、「分類対象外債権」とされている。この返済確実性がどのくらい確実とされ…

№637 役に立つかな?定量的分析対策

№637 役に立つかな?定量的分析対策 信用格付を判断する際には、まずは定量分析、財務分析を行うということだ。融資条件の客観化は世界的な流れ(米国流グローバルスタンダード)であるため、昨今はどうしてもこの定量分析が重視されるらしい。定量分析項目…

番外 殺人的スケジュール

場外 殺人的スケジュール 今日は朝から名大法科大学院で補講だ。午前9時から午後6時まで実に昼食時間を除いて、8時間ぶっ通しの講義だ。さすがに学生も最後は疲れ始めた。私はしゃべる方だから起きてられるが学生たちは聞くだけだから大変だったろう。 終了…

№636 解雇をどのように考えるか

№636 解雇をどのように考えるか 私が所属している中小企業家同友会では「労使見解」という考え方がある。これは、労使が対等な当事者関係があることを前提に、それぞれの役割を果たすべきだという考え方だ。経営者の役割は、いかなる場合にも経営の責任を負…

№635 スミレの花

№635 スミレの花 「すみれの花咲く頃」と言えば、宝塚歌劇団のテーマソングのようなものだ。「清く、正しく、美しく、」宝塚の古風な文化は伝統の持つ重みがある。 経営者は本当に大変だ。時の景気変動や事務所経営などにも気持ちが腐ってしまうこともある。…

№634 信用格付

№634 信用格付 最近、改めて金融検査マニュアルの勉強に入っている。 知り合いのある事業者は銀行担当者としつこく話し合って、自社の格付けを聞き出したのだそうだ。担当者は「ここだけの秘密ですからね。私が言ったということは絶対に黙っておいてください…

№633 ばあさんに注意

№633 ばあさんに注意 じいさんが先に死に、相続税対策だというので、ばあさんがたくさん相続することがある。中小企業の場合、じいさんが創業者で、ばあさんも経理など実権をもっている場合がある。そして、じいさんの死後もずっと権限を持ち続けることがあ…

番外 どこかまちがってるぞ、事業者学習塾

番外 どこかまちがっているぞ事業者学習塾 中小企業か同友会の仲間とちょっといっぱい。誰かがある塾の話をしていた。何でも朝から晩までびっしり勉強するらしい。深夜にどっか長い距離を縦走するらしい。真冬に海につかるらしい。一緒に食事をしても先生が…

№632 破産なんてくそくらえ

№632 破産なんてくそくらえ 破産手続というのは「債務者の財産又は相続財産若しくは信託財産を清算する手続をいう。 」(破産法2条)。 どんな場合に破産が始まるかと言えば、「債務者が支払不能にあるときは、・・・申立てにより、決定で、破産手続を開始す…

№631 中小企業海外進出支援

№631 中小企業海外進出支援 中小企業の海外進出支援には何があるだろうかと最近考えている。 名古屋市政に関わっている人と雑談していたら、名古屋市には上海に出張所があって中小企業支援をしているということだった。 このことについて、東京都内のある会…

№630 おやすみなさい

№630 おやすみなさい 日曜日なのに今日は仕事。朝、いつものように地下鉄に乗ってみると、意外と女子高生が多い。日曜日だというのにクラブかななどと思って歩く。あの制服は淑徳かな、これは金城だな、と女子校のことが気になる。 名古屋駅に出ると最近はブ…

№629 インターネットと名誉毀損

№629 インターネットと名誉毀損 インターネットは誰でも発信源になる画期的な媒体だ。メディアと言えば新聞、雑誌、テレビとマスコミに独占されていたが、今や、You-Tubeが日本の政治を動かすほどの力を持っている。 しかし、それだけにウェブサイトでは名誉…

番外 ショックな出来事 歯が、、、

番外 ショックな出来事 歯が、、、 私は虫歯が多い。ばあさんの話によると、「子供の頃からすぐ虫歯になって、栄養が悪かったんだわ。うちは貧乏だったでね。たかちゃんに悪いことしたわ。」と、乳児期の栄養のせいにしている。何のことはない、子供の頃に歯…

№628  ゴミとくず

№628 ゴミとくず ゴミは勝手に捨ててはいけない。ある業者がいすとか机とかを公園に捨てたために逮捕されてしまった。慌てて、奥さんが私の所に相談に来たのだがしかたがない。この社長は刑罰に触れる以前に、社会常識がなかった。 さて、ゴミについては、「…

番外 立命館大学の学生

番外 立命館大学の学生 今日は立命館大学法学部の学生相手に講義。学生相手なのであまり難しい話はできない。三年生でなんと我が息子、長男ひーちゃんと同じ学年ではないか。彼らはそろそろ就活が始まるという。もうすぐ社会人だ。もうそんな年なんだ。

№627 誰でもできるグローバリゼーション

№627 誰でもできるグローバリゼーション 本日は、愛知中小企業家同友会、愛知経営フォーラムがありました。参加した事業者数は実に1100名となり、大盛況でした。私はグローバリゼーションをテーマにした分科会を担当し、実に充実したものとなりました。 今回…

番外 夫婦げんか

番外 夫婦げんか うちは時々夫婦げんかをする。 この前も何かの機会に「うるさいなあ」と冷たく言ったら、どうも逆鱗にさわったらしい。 翌日、起きたら、階段に書き置きがはってあり、「人の気持ちも分からないような言い方はやめてほしい。」と書いてあっ…

№626 定額郵便貯金と相続

№626 定額郵便貯金と相続 私は何も中小企業のことばかりやっている訳ではない。 相続、離婚、交通事故、多重債務と普通の弁護士がやっている普通の事件も扱う。 今回は、定額郵便貯金のことで少し勉強したので、記事にする。 中小企業法務とは言い難いが、勉…

№625 ニッポン消滅

№625 ニッポン消滅 うちのばあさんと話していると、最近よく民主党の話題が出る。政治のことなどほとんど無関心だったのに。 「菅さんは器じゃないのに総理大臣になってかわいそうだわ。」とか、「菅さんの目がすわっとって、ふらふらしとる。どこ向いてるか…

№624 退職従業員が同じ事業を始めた事例

№624 退職従業員が同じ事業を始めた事例 これは最近最高裁が出した事例だ(一小H.22.3.25、判時2084号11頁)。 産業用ロボットなどの製作をする会社の営業担当者と現場担当者が2人で組んで、同一事業を営む新会社を設立した。二人は前の会社の取引先3社を新…

番外 今日はいい天気

番外 今日はいい天気 今日はいい天気。名古屋の中心部に栄公園があります。いい天気なので、外のベンチで仕事をしています。平日の昼間なのでなんだか失業者のようですが、空気もさわやか、いい感じです。インターネット環境も整っており、ブログも書けます。

№623 北京便り その3

№623 北京便り その3 中国に来てひしひと感じるとのは中国経済構造の変化だ。 中国は賃金上昇、賃金格差の上昇、社会保障の充実、環境保護の重視などをかかげた。しかし、ニュースで見る限りは、大学生の失業率は高いそうだ。農村の所得水準は低い。そんな状…

№622 北京便り その2

№622 北京便り その2 中国の経済力の上昇は賃金上昇と結びつく。中国12次5か年計画は中国が福祉国家の方向を意識し始めたと言ってよい。こうした中国の傾向は中国が社会主義国家であることを改めて思い起こさせる。社会主義は計画経済と社会の実質的平等を目…

№621 北京便り その1

№621 北京便り その1 東営市から北京市に入った。北京では日本商工会議所に訪問した後、日中韓渉外業務を進めている法律事務所を訪問した。この事務所は私の事務所が懇意にしている法律事務所だ。その後は、ある中国企業の経営者と話す機会を得た。 北京の雰…

№620 中国あれこれ

№620 中国あれこれ 今回は4日間のツアーだ。 中国語の高らかな響きはどうもなじまない。あの言語ではとてもフランス流の愛のささやきは難しいのではないかな。 ■ 中国に来ると中国人のマナーがいろいろ目につく。 それでも随分良くなった。 ○ 北京の交差点で…

№619 東営市、中小企業の悩み

№619 東営市、中小企業の悩み 今回のツアーではこれから中国進出を考えている中小企業と一緒になることができた。事業規模は分からないが、ある企業は自社の特殊製品でいくつかの特許を持っており、世界に製品を売り出しているということだった。この高性能…

№618 東営市、大盛り上がり

№618 東営市、大盛り上がり 今日は中国東営市視察本番でした。私たちは東営市経済特区の方に青島まで迎えに来ていただき、さらに今日は終日経済区を見て回りました。夜は経済区の方とごいっしょし大盛り上がりでした。中国人はやたらと乾杯して飲み干す、こ…