名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

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2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

№973 政府行動指針(中小企業憲章)

№973 政府行動指針(中小企業憲章) 中小企業家同友会では中小企業憲章運動というのを展開している。日本政府も2010年中小企業憲章を閣議決定した。 政府の中小企業憲章では、政府の「行動指針」を定めている。 ① 中小企業の立場から経営支援を充実・徹底す…

№972 中小企業は国家の財産(中小企業憲章より)

№972 中小企業は国家の財産(中小企業憲章より) 中小企業家同友会では中小企業憲章運動を提唱している。同友会では2009年には中小企業政策憲章草案を採択している。この運動が実って2010年6月18日には政府も中小企業憲章を閣議決定している。同友会の草案と…

番外 万歩計

番外 万歩計 事務員が万歩計をプレゼントしてくれた。全国一周万歩計。歩いた歩数、距離が表示されるだけではない。セットすると、愛知県から始まり、どこまで歩いたかが地名で表示される。これはいい。私が歩いた距離が、次回の事務所旅行の場所となること…

№971 不採算部門の取扱い

№971 不採算部門の取扱い 中小企業の場合、不採算部門を長く放置することはできない。 不採算であることの根本的原因をつきとめて、前進するか撤退するかを決めなければならない。 私が現在担当している案件ではそう簡単に撤退できない事情がある。それは、…

№970 「なんで私が東大に?!」

№970 「なんで私が東大に?!」 私が東大に行くわけではありません。 なーちゃんの話ですがなーちゃんが東大を受験する訳でもありません。とても、とても。 我が家では次男なーちゃんの塾選びが懸案になっている。おにいちゃんもおねえちゃんも駿台のお世話に…

番外 今日は箱根

番外 今日は箱根 昨日から妻と二人、箱根に来ている。仙石原から箱根湯本まで。朝方の東名高速は雨だったが午後には上がった。雨が上がっても富士山の頭はあいにく灰色の雲ががぶっていた。が、午後4時には快晴となった。乙峠からの富士は、雪に日光が反射し…

番外 明日は箱根

番外 明日は箱根 明日は妻と二人、箱根で一泊。名古屋から自動車に乗って東名を経ていくつもりです。今日の雨もあがるでしょう。

№969 グローバリゼーションの中での「隣の企業」

№969 グローバリゼーションの中での「隣の企業」 運輸技術や情報技術の驚異的進歩が、国境という壁を徐々に取り払っているとは誰もが感じていることだろう。中には国境の解消こそ理想世界だと恐ろしいことを言う人もいる。国境は私たちの生活を守る最後の壁…

№968 中小企業における株主総会の役割

№968 中小企業における株主総会の役割 ある会社ではおそらく企業連携やM&Aに関する意見の対立から代表取締役を解任した。解任には株主総会の決議が必要だ。そこで、オーナーは臨時株主総会を開催して社長を解任した。解任された元社長が会社を相手に株主総会…

№963 不採算部門に対する評価

№963 不採算部門に対する評価 不採算部門をどのように評価するかは難しい問題だ。このまま投資を続けるか、いつまで続けるか、それとも撤退するか、経営者としては悩ましいところだ。 教科書的には業績が悪化するにはいくつかの要因に分析される。第1はマク…

№962 撤退の決断

№962 撤退の決断 顧問先の経営分析を会計士の先生と行っている。特定の事業部門を分析した結果、どうもよろしくない。この会社は新方向としてこの部門を重視して投資を続けてきた。確かに売上げは急激に伸びた。利益率が悪く成果が出ていないのだ。 中小企業…

№961 EU中小企業政策の展開

№961 EU中小企業政策の展開 三井逸友さんの「中小企業政策と『中小企業憲章』」がようやく半分ぐらいのところまできた。現在は「EUの中小企業政策の歴史的な経過と今日の課題」のところまでやってきた。 あいかわらず難解な部分があって読むのに苦労する。最…

№960 たまにはお魚はいかが? アンコウ

№960 たまにはお魚はいかが? アンコウ アンコウと言えば、アンコウ鍋だ。グーグルで検索するとアンコウ鍋がたくさん出てくる。アン肝などはうまいですね。 アンコウの巨大な口や、でこぼこしてずんぐるした体型は人の顔に似ている上に、吊して売られるので…

№959 新規事業の開拓

№959 新規事業の開拓 ドラッカーは事業の革新について次のように言う。 「企業が新規事業を開拓するとは、厳密には、現行の事業をとおして将来への備えを進め、新しい事業への脱皮を図る態勢を整える、という意味である。既存事業、とりわけ成果のあがってい…

№958 M&Aにおける表明保証責任が否定された事例

M&A

№958 M&Aにおける表明保証責任が否定された事例 M&A契約は大きな企業で行われることが多いが、最近は中小企業もよく活用するようになっている。売買代金5億円ぐらいのM&Aも珍しいことではない。 今回紹介の事例は次の通りとなっている。 M&Aに伴う株式譲渡後…

番外 ひーちゃんから手紙が来た

番外 ひーちゃんから手紙が来た 卒論のプレゼンも無事終わったひーちゃんだが、台湾に行っているらしい。家族にメールが届いた。「雨の中を走り」? どうも自転車で走っているようだ。なかなかたくましくなっている。こういうところは自慢してもいいかもしれ…

№957 特約店契約の効力

№957 特約店契約の効力 よく特約店という言葉が使われるが、その意味はいろいろだ。特定の会社の商品を専属的に卸ろすような場合もあれば、単なる取次店程度の意味もある。フランチャイズ契約の場合もある。 特定のエリアについて独占的な販売権を与える代わ…

番外 ああ、疲れた、やっと寝られる

場外 ああ、疲れた、やっと寝られる 一人の社員が技術者のほとんどを引き抜いて新しい会社を設立した。おまけに、社内の秘密情報を不正アクセスで盗んで、その資料を利用して顧客に働きかけている。こんなことは許せない。 幸い、この会社では守秘義務と競業…

№956 大切なこと

№956 大切なこと 震災から1年。あんなにも大きなできごとだったのに私は取り残されたような気持ちでいる。震災直後のボランティアに参加したわけでもなく、その後の支援活動にも何一つ参加していない。原発には反対がだが、とりたてて活動したわけでもない…

№955 春

№955 春 春と言えば。 冬来たりなば春遠からじ。 → If winter comes, can spring be far behind? などと、受験英語を思い出す。なんか、つまんない思い出。 私の時代、やはり「春咲小紅」でしょう。矢野顕子はいいなあ。 失恋して泣きまくってたときの思い出…

№954 介護老人施設での死亡事故

№954 介護老人施設での死亡事故 少子高齢化が進行し、老人を対象としたビジネスも進んでいる。私の顧問先の病院でも老人施設を運営を始めた。老人は弱い存在で、事故が起きやすい。今日紹介の事例はそうした事故の一つだ。 大正15年生まれの被害者は交通事故…

番外 ひーちゃんが銀婚式と言った

番外 ひーちゃんが銀婚式だと言った ひーちゃんの口から、かあさんたち、今年銀婚式じゃないの、という言葉が出た。そう、私たちは今年銀婚式だ。 あのひーちゃんが私たちの結婚のことを気にかけたなんて。う、うう。あの鈍感で、ときどきぼけっちゃってるひ…

番外 ひーちゃんがちょっとだけ帰ってきた

番外 ひーちゃんがちょっとだけ帰ってきた ひーちゃんが卒業論文を無事完成し、大学院入学の手続きに入った。京大大学院なのだが学費の支払いに親の連帯保証をとる。今時ねえ。銀行でも親族の連帯保証はとらないのに。大学院生と言えばもう成人もいいとこだ…

№953 解雇の相談

№953 解雇の相談 労働問題について顧問関係からの相談はめずらしくない。 解雇は労働者にとっても死活問題なので簡単にはできない。そうなる前に職場の規律には細心の注意が必要だ。裁判になった場合は会社もけっこう傷がつく。 自律性の強い社員はとても頼…

№952 ポジショニングスクール

№952 ポジショニングスクール 経営学の教科書を順番に読み返している。かつては「なんだ当たり前じゃないか。」とぼんやりと読んでいたこともこうして読み返してみると新鮮だ。 現在読んでいるところは「競争優位を構築する」という章だ。 ここでは、ポジシ…

№951 他人物売買追認の効果(弁護士向き)

№951 他人物売買追認の効果(弁護士向き) 今日は法律家向けの記事です。 これはかなり難しい議論で、弁護士向きですね。司法試験をめざすロースクール生のみなさんは読んだ方がいいかな。 他人の所有物を第三者が勝手に売ることはできる。というと驚いてし…

№950 雪の音

№950 雪の音 雪渡り → http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/45679_22349.html 四郎とかん子とは小さな雪沓(ゆきぐつ)をはいてキックキックキック、野原に出ました。 こんな面白い日が、またとあるでしょうか。いつもは歩けない黍の畑の中でも、す…

番外 なーちゃんはどこだ。大歓声!

番外 なーちゃんはどこだ。大歓声! 日本 対 ウズベキスタン戦 うちのなーちゃんはボールパーソンをつとめた。私たち両親はビデオ録画に見入り,正面ハーフェーライン付近でボールパーソンをしている我が息子なーちゃんを探していた。いるいる。背のひょろっ…