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№970 「なんで私が東大に?!」

№970 「なんで私が東大に?!」
 私が東大に行くわけではありません。
 なーちゃんの話ですがなーちゃんが東大を受験する訳でもありません。とても、とても。

 我が家では次男なーちゃんの塾選びが懸案になっている。おにいちゃんもおねえちゃんも駿台のお世話になった。なーちゃんはどうするかな。

  次男なーちゃんはいよいよ高校3年生になる。特に悩んだ節もなく、部活を継続している。なーちゃんは不器用であまりあれこれ考えない。辞める理由がないからやるだけだという感じらしい。

 ともかく、三兄弟の中で、練習は一番熱心なので親としては気が気ではない。合宿も多いし、試験前でも公式戦が控えていれば休むことなく練習する。時には試験中でも練習する。自分の勉強をする時間を確保することが大変だ。

 おまけにお父さんからはやるんだったらまず部活だ、中途半端なことなんてしちゃだめだぞなんて言われているものだからさらに大変だろう。えっ、本人はお父さんの言うことなんか気にしていないって?

 という訳で、部活ばかりのなーちゃんの学習塾をどうしたものか親としてはけっこう大変だ。

 練習ばかりしているから、けっこう勉強に穴が多いんじゃないかと心配したり、駿台とかなんとか有名塾の優秀クラスに入ったらついていけないんじゃないかとか、心配はつきない。

 地下鉄の広告を見ると、「なんで私が東大に?!」というコピーがあって四谷学院の宣伝をしている。学力にあった55段階、私はこれで東大に合格しましたと宣伝されている。ほんとかな。別にうちは東大じゃなくてもいいんですけどね。

 合格体験記も載っていることだし本当かもしれないなどと妻と話し合っている。「なーちゃんでも東大行くかもしれないよ。」「そうよねえ。」なんて笑い話になっている。いやあ、ドラゴン桜の例もある。「めざせ東大!」という言葉は、あまりにも目標が違いすぎて我が家では「がんばれなーちゃん。」という意味以上にはない。

 でも、困っている親は、地下鉄広告でも簡単になびいてしまう。夢を語られるとついつい関心が向いてしまうのが悲しいところだ。