暴力団・反社会勢力
かつては反社会勢力や過激な労働組合などが会社を取り囲んだり,交渉と称して乗り込んできたりすることがあったが,最近はすっかり減ってきた。最近は組織的というより,個人的にSNSを利用した誹謗中傷や脅かしの類いが出てきている。インターネットというの…
№2269 対ヤクザ7箇条の対応法 正式組員はそれほど多くありません 会社,特に小売りをやっている事業者は時々変なクレームを付けられる。ヤクザの存在はまれで,直接現役のヤクザと接したことがある人は多くはないだろう。弁護士だってそんな多くはないが,職…
№2167 忘れられる権利 Googleへの削除要請が否定された事例 前科や実名で検索できてしまうので,Google相手に検索結果から削除を求める訴訟がある。これは厚労省の承認を受けていない医薬品をマルチ商法で販売したもので,原告は懲役2年(執行猶予4年),罰金3…
№92 会社にヤクザがやってきた。5箇条の対応法。 弁護士はヤクザを相手にすることがあります 会社,特に小売りをやっている事業者は時々変なクレームを付けられる。ヤクザ の存在はまれで,直接現役のヤクザと接したことがある人は多くはないだろう。弁 護士…
№2143 反社会勢力 反社会勢力と関係を持たないことは経営者ならば常識だ。しかし、暴力団など反社会勢力に対してどのように対応して良いか分からない企業がほとんどではないだろうか。小売業系や飲食店など、力のある企業はそのための顧問弁護士を頼み対応し…
№2102 不動産,成りすまし詐欺 なりすまし詐欺はこんな風 ここのところ不動産詐欺,なしすまし詐欺が増えているようだ。本人になりすまして,偽の住民票,あるいは偽のパスポートを使って本人になりすまして不動産を売却する手口だ。 なんで,そんなことが,…
№1686 不動産と暴力団 不動産の売買や、開発に暴力団が絡むことが少なくない。売買にしろ、開発手続きにしろ、不動産に関連する契約では委任状が多用されるため、委任状が乱用されてしまうからだ。 また、不動産案件では抵当権の実行や強制執行など、「競売…
№1683 暴力団がらみのトラブル対処法 山口組の分裂騒ぎがあって、名古屋もなんだか騒がしい。 弁護士を長くやっていると暴力団がらみの事件を取り扱わなければならないことがある。会社としてはこの問題は放置できないし、絶対に芽を摘み、つけいる隙を与え…
№1637 老人を食い物にするビジネス 高齢者は体も脳も能力が低下する。老人は生活が質素だから年金だけでも随分なお金がたまっていく。数千万円ということも実は少なくない。若い頃に蓄積した財産もある。 東京の事例だが悪徳な不動産業者が高齢者の土地をだ…
№1623 半径200m以内に近づいてはいけない ストーカーや業務妨害行為があるような場合には,「半径200mの範囲内の土地を徘徊または滞留してはならない」というような命令を裁判所にもらうことがあります。こうした命令をとることによって警察の動きは全然違…
№1607 「暴力団お断り」の効力 企業にとって暴力団の排除は重要な課題だ。弁護士はこうした問題の最前線に立つことになる。暴力団排除のルールを作り上げるにはどうしても弁護士との相談は不可欠だ。 ゴルフ場の出入り口などに「暴力団お断り」というような…
№1501 暴力団員排除条項 暴力団員であることを外見から見分けることは難しい。私の経験した事例で,あるビルのオーナーが普通の会社だと思って入居させたところ組事務所になってしまった事例がある。家賃は滞納するわ,恫喝するわ,他の入居者はいなくなるわ…
№1498 暴力団フロント企業の特徴 私はいくつか,暴力団を相手にしたり,フロント企業を経験したりしてきた。 ある開発業者は表向きはいろいろな開発を行っているが,役員の一人に暴力団関係者がいた。このフロント企業は別に小さな会社を作り,失業中の若者…
№1449 幽霊のような会社 世の中には幽霊のような会社が存在します。 会社法では12年間,登記を動かさないと「休眠会社」と言って,強制的に解散したものとみなされてしまいます(472条)。そのため,10年かに1度ぐらいは役員選任,継続の変更登記を行います…
№1348 会社が騙される瞬間 会社が騙される瞬間についてはいくつかパターンがあるが,最も多いのは何らかのはんこをつく瞬間だ。 日常的な取引で失敗することは少ないが,何か特別大きな契約を締結する時が危ない。たとえば,不動産の売却であるとか,為替関…
№1197 右翼街宣車の封じ込め 右翼の街宣車が企業を襲い、大音量でいつまでも連呼する。社長の自宅近くにも右翼の街宣車がやってくることもある。会社事務所近くになにやら妖しげな事務所が作られ、大きな看板が立てられる。これが右翼や暴力団系の街宣車のや…
№1184 暴力団との決別 弁護士は時には暴力団に対する対応も迫られることがある。私達の世界では民事暴力と呼んでいて、弁護士自身も危険にさらされるため弁護士会でも研究が進んでいる。 企業が健全であるときは暴力団が何か言ってくることは少ない。暴力団…
№1181 不良社長と暴力団の癒着 不良社長が暴力団などにむしばまれて会社が急速に枯れていくということが極めてまれに起こる。 不良社長がギャンブルや女性問題でお金をつかい始め、だんだんと度を超していき会社のお金を持ち出していく。だんだん歯止めがき…
№1211 不動産取引と危険な臭い 不動産取引は投機的な側面があるためいつも危険な臭いがある。不動産価格はあってないようなところがある。名古屋の場合、1区画だいたい50坪前後が標準的だが、それに2000万円から3000万円程度のお金は最低動く。ちょっとの操…
№997 不動産取引と暴力団排除条例 私は弁護士になってから何回か暴力団を相手にしたことがある。もっとも、深刻だったのはビルに暴力団組事務所が3つも入ってしまった事例だ。 理髪店の経営者だったが、ビルを建築して賃貸したところ、山口組系、一和会系、…
№996 暴力団の不当介入 企業は暴力団との関係をつくってはいけない。暴力団の関係者となんらかの関係があることが何か自分に力があるかのように思っている人がいるがとんでもないことだ。私の事務所ではそのような人とのおつきあいはお断りしている。 ともか…
中小企業法務 №92 会社にヤクザがやってきた。5箇条の対応法。 会社,特に小売りをやっている事業者は時々変なクレームを付けられる。ヤクザの存在はまれで,直接現役のヤクザと接したことがある人は多くはないだろう。弁護士だってそんな多くはないが,職業…