名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

番外 家族で覚王山

www.facebook.com 金鯱プリン、金箔がのっています。 家族で覚王山。おいしいシフォンケーキに金鯱プリン。どこが金鯱かというと、蓋を開けると、なめらかなプリンの上に金箔があります。若い男性は次男な-ちゃんです。妻の顔写真をこの前アップしたら、猛…

№2358 AI、人間とテクノロジーの融合への歩み

日経MOOKでは「AIフロンティア」ということでAIが特集されていた。 東京大学大学院の松尾豊さんは「AIの世界でも、軸足がテクノロジーサイドからビジネスサイドに移ってきている」と述べている。つもりAIについて様々な実験や実証が一通り終わり「技術がコモ…

№2357 「ティール」と「アメーバ」違いは何か

京セラ稲盛経営哲学では「率先垂範」という言葉がある。リーダー自らが先頭に立って任務に突き進むことで他の従業員は感化され「率先垂範」の社内文化が築き上げられていく。稲盛経営哲学ではリーダーの役割は格段に大きい。 名古屋E&J法律事務所へのお問…

№2356 誰もが生きがいを持つ職場

高橋まつりさんの自殺のニュースが流されている。私たち経営者は彼女の自殺に多くを学ばなければならない。働き方改革の先鞭をつけた彼女の死だが、たった一人の死のためにたくさんの企業が苦労させられていると心ない発言が出たりする。 名古屋E&J法律事…

№2355 提携に際しての競業避止義務

競業関係にある事業を避ける義務を私たちは競業避止義務と呼んでいる。従業員や取締役が現役中ライバル会社に勤務することは本来禁止される。退職後は自由だが場合によっては禁止契約が有効となる。 業務提携する際にも図面などを提供するが、秘密保持契約と…

№2354 組織が自律的に動く組織

"Reinventing Organization"は日本語版では「ティール組織」として紹介されている。ティール組織の特徴は職場を15名程度の比較的小さな単位に分けて自主的に運営させる方式だ。経営者などトップリーダーの役目は具体的には何もなく、自主組織であり続けると…

№2353 製造のノウハウを守る契約

我々弁護士は勉強してなんぼの商売なので日々勉強だ。一つの裁判例からいろいろ学ぶ。さいたま地裁の事例は1000万円超える半導体容器洗浄装置の製造に関する事例だ。この事例では契約内容ですでに勝負が決まっていた。締結時の対応がいかに重要か物語る事例…

№2352 コア・コンピタンス

私は経営学の基礎を繰り返し勉強している。企業法務には企業の事業上の戦略に付加価値をつけることが求められるからだ。コア・コンピタンスが大切だとわかるが、経営学はそれを実現する経営者の心は教えてくれない。稲盛経営哲学には教えてくれる。 名古屋E…

№2351 借金付けになるとだまされやすい

企業経営に行き詰まると経営者はだんだん目先のことしか考えなくなって、判断の合理性を失う。 仕入先や協力企業への支払いを優先しなければならないのに、銀行を先にしようとしたり、なぜかサラ金への支払いを優先させたりする。税金滞納の恐ろしさを知らな…

№2350 不動産取引は危険がいっぱい

不動産取引は一般に価格が高いことや、反社会勢力が入り込みやすいため、大きな土地についてはかなり注意を要する。大手不動産会社ですら、地面師と言われる連中に大金をだまし取られてしまう。私たち弁護士も巨額の不動産取引となると相当気を遣う。 名古屋…

№2349 経営者は夢を語ろう

経営者はいつも夢を持っている。その夢はふわふわしたよそ事のような夢ではなく、実現したいという強い願望を伴った夢だ。 名古屋E&J法律事務所へのお問い合わせはこちら → http://www.green-justice.com/business/index.htm 京セラ稲盛和夫氏は高い目標…

№2348 定額残業代は明示しないと無効です

「業務手当に残業代が含まれています」ということで、特別に残業代を支払っていないということはないだろうか。これはよく定額残業代とか固定残業代とかいったりしている。固定残業代について、きちんと取り扱っておかないと労使紛争ではよく問題になる。 名…

№2347 PPM / Product Portfolio Management

自社の限られた資金をどのような分野に投資したらよいかと評価する場合に利用されるのがPPMという手法だ。事業の選択と集中を行うため、事業分野を「金のなる木」「花形」「負け犬」「問題児」に区分けする。経営学の最初のころに習う。 PPMでは、「事業の成…

№2346 社員の幸せ、自律的組織

1. フレデリック・ラルー著「ティール組織」(原題Reinventing Organization)では進化型組織は自主経営(self-management)であるという。これは企業体を小さな経営単位に分けて、それぞれの単位が自律的に経営する自主経営体であるということらしい。 2. FAV…

№2345 そろそろ給与体系を変えてみようか・・・

そろそろ給与体系を変えてみようか・・・ 組織は戦略に従う、企業の成長段階に従って組織を変えなければならない。そこで問題になるのが給料体系だ。中小企業の場合、成長が早いので中途採用が多く、給料の決め方がどうしても体系だってできない。しかし、あ…