名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

№313 病院経営

№313 病院経営 最近、病院経営に関心が向いている。 病院の場合、開業医のレベルから、多くのベッドを持つ中堅病院まで様々ある。分業化も進み、勤務医、看護師、助産婦、カウンセラー、レントゲン技師、事務職員といろいろな業務がある。 病院の場合、患者…

№312 顧問弁護士

№312 顧問弁護士 中小企業にとって顧問弁護士というのはやはり贅沢な領域に属するように思う。 小企業の場合,月5万円程度の顧問料でも,すごくもったいない気持ちでいるだろう。やはり,顧問弁護士が頼めるというレベルになるためには,そこそこの売り上げ…

番外 弁護士の結婚

弁護士は司法試験に時間がかかるのか,中々結婚しない。特に女性弁護士は弁護士になるまでに結婚相手を見つけないと,結婚相手を見つけるのはけっこう難しい。きっと裁判官も同じだろう。しかし,時々驚くようなことが起こる。いつのまに結婚したのだという…

№311 信用保証協会と直接交渉する。

№311 信用保証協会と直接交渉する。 愛知県の中小企業家同友会には「経営相談室」というのがあって、会員企業の専門的な相談を受け付けている。弁護士、税理士、社会保険労務士、コンサルなど専門家によって構成されている。この経営相談室の一環として、信…

☆№310 うんこの話

☆№310 うんこの話 快食快便。健康なうんこが人生の秘訣だ。などと言うやつはどんな世界にの必ず一人はいる。私の友人弁護士にも、「うんこ」という言葉をうれしそうに使うやつがいる。確かにね、うんこは大事ですけどね。「うんこ」と言ったときの反応を喜ん…

№309  ある運送業経営者

№309 ある運送業経営者 最近、中小企業家同友会での集まりがうちの事務所でよく行われる。この秋に催し物が計画されていてその準備のためだ。 集まりは楽しい会になっていて、異種業種の経営者同士の交流を楽しんでいる。会議が終われば、いつもいく韓国料理…

№308 中小企業にとって地域とは何だろうか。

№308 中小企業にとって地域とは何だろうか。 私は「地域」というのは事業を本拠として、そこに住んでいる人を意識できる範囲ということになろうかと思う。 ① 地域は現場情報の宝だ。地域の需要をおろそかにするな。 あなたが中小起業者である限り、あなたは…

番外 酒井法子

今日は京都。いつも寄る小料理屋では酒井法子の話題でいっぱいだった。 「どうでしょう。先生。酒井法子は起訴されますやろか。」 「そら、起訴やろう。」 「そうですわな。あんなの不起訴になったら世間がゆるさへんでっしゃろ。」 「先生、毛髪検査でも起…

№307 土壌汚染は誰の責任

№307 土壌汚染は誰の責任 土壌汚染対策法が施行されて以来,土壌汚染に関する訴訟が増えているような気がする。高度経済成長期に各地で廃棄物が捨てられたのだが,それが最近になって亡霊のように問題なってきたように思う。 優良宅地だと思って購入した土地…

№306 留置権 りゅうちけん

№306 留置権 りゅうちけん (名古屋発、中小企業法務) 留置権というのは耳慣れない言葉だ。民法と商法が定めている。 留置場のことではない。ものを返さなくても良いときに使う言葉だ。 自動車の修理代金を払ってもらえない場合、払ってもらうまでは自動車を…

☆№305 かたつむり

☆№305 かたつむり (中小企業法務ではありません。) お盆休みを利用して、ちょっとしたハイキングに出かけた。滋賀県の山間部で非常に美しい渓流を上っていったのだ。そのときにカタツムリを見つけた。 とても美しいカタツムリで、うちの近所の雑木林にいる…

№304 不正経理と税金(泣きっ面に蜂)

№304 不正経理と税金(泣きっ面に蜂) 税金訴訟の事例を見ていると、本当に「泣きっ面に蜂」という場面がよく出てくる。税金というのは容赦ないし、税務署はいつも暴力的だ。 東京高裁平成21年2月18日判決の事件は、不正経理の「泣きっ面に蜂」事件だ。 経理…

№303 不正経理,社員の横領

№303 不正経理,社員の横領 中小零細企業では経理,お金の出し入れを完全に任せきっていることは少なくない。不正経理によって売り上げを操作され,気づいたら損害額が1億円を超えていたなどと言う例も少なくない。 経理を不正に操作して,預金や売上金をだ…

№302 動産売買先取特権(改訂版)

№302 動産売買先取特権 発注元が倒産したら,元請けに請求できるか。 これは中小企業法務の中でもよくある問題で,かつ難しい問題だ。 建築工事などでよく,材料を販売した業者が泣きを見ることがある。発注元が倒産した場合に材料などから資金を回収できる…

番外 頭が・・・(番外が続く)

ここ最近,難しいことを一度に考えなければならなくなり,頭が「エラー」状態になっている。同時平行演算処理プログラムが旧式なせいかもしれない。こんなときは,同時にしようと思わないに限る。私は1人。今はこれ,数時間後にはこれと,別人格になって進め…

番外 娘と遊ぶ

娘は大学の受験勉強にひたすら集中している。しかし、テニスはやりたいらしい。娘が中一の頃、テニスを始めると同時に私はテニススクールに通い始め、おじさんテニスを始めた。普段は父親なんか考えていないかに見える娘も、テニスとなると遊んでくれる。今…

№301 日本経団連の主張

№301 日本経団連の主張 ここ最近、温暖化と経済策に関心が向いている。日本経団連の対応があまりにひどいのでどうしても、経団連批判に頭が向く。日本経済同友会はそれなりにいいところもあると思うのですけどね。 日本経団連は2009年5月12日に「ポスト京都…

☆№300 閑話休題 なんと関羽が!

№300 閑話休題 なんと、関羽は商売の神様だということだ。横浜の中華街には商売繁盛ということで、関羽の人形があるそうだ。 関羽と言えば、漢の末期、劉備玄徳に従って武功を立てた大将軍だ。義と情に厚く、忠義の士だ。中国では文の孔子、武の関羽というぐ…

№299 排出枠取引

№279 排出枠取引 排出枠取引は、大口排出源(電力、鉄鋼、セメントなどエネルギー・産業部門)について、CO2などの温暖化ガスの排出量抑制しようという政策だ。日本の温暖ガスの50%がずか100社程度の企業から排出されている。私たちがエコバッグで一生懸命…

№298 地球温暖化と理想社会

№278 地球温暖化と理想社会 地球温暖化は、実際にはかなり抜き差しならないところまで来ている。IPCCという世界の権威ある科学者たちの集まりでは、温暖化の影響が、"very high confidence" つまり、きわめて高く確信できると評価した。ほっとけば、地球全体…

№297  エコポイント

№297 エコポイント エコポイントは経済的なインセンティブによって世の中の環境をよくしようという手法だ。自由な社会を発展させることと、エコの増進をねらった頭のいい制度だ。 社会主義計画経済は経済を停滞させ、国を疲弊させたといのはほぼ定着した評価…

№296 いろいろな団体

№296 いろいろな団体 最近は団体は自由だということで,いろいろな団体の規制が緩和された。 こうしてみると,一番自由であるはずの株式会社が,かえって制約が多いかも知れない。 □ 株式会社 まず,株式会社であるが,大幅な規制緩和で1人でも設立できるし…

№295 夫婦で温泉旅行

☆№295 夫婦で温泉旅行 長男は京都で大学自転車クラブの合宿に行ってしまった。長女はテニスの公式戦も終わり受験勉強まっしぐらで、寝る間も惜しんで勉強している。次男は中三だが、サッカーに余念がない。 次男のチームは今回県大会に出場して、愛知県3位…

№294 近江商人の教訓

№294 近江商人の教訓 近江商人は「三方よし」など多くの教訓を残している。その一人である伊藤忠兵衛は丸紅,伊藤忠商事の創業者だが,利真於勤(りは,つとむるにおいてしんなり)との教訓を残している。近江商人は倹約,勤勉が第一で一汁一菜などがあった…