名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

グローバリゼーション

№2282 外国人労働者の処遇

№2282 外国人労働者の処遇 グローバリゼーションは人の交流も促進されます 少子高齢化社会がまったなしになって政府も外国人労働者の受け入れを本格化し始めた。今や製造業関係では外国人採用が当たり前になりつつある。昨今の人手不足からなんとか外国人を…

№2164 やってみよう,Made by Japan

№2164 やってみよう,Made by Japan よくわからないけど,Made by Japan 2003年日本経団連は新ビジョン「活力と魅力溢れる日本をめざして」を発表して,その中で“Made by Japan”という言葉を使っている。和製英語で意味がよくわからないが,経団連によると「…

№1896 米国の孤立主義

№1896 米国の孤立主義 私が大嫌いなトランプが大統領になってしまった。 ジョージ・ワシントンにはリンゴの木のエピソードがある。リンカーンには丸太小屋で勉学に励んだというエピソードがある。ルーズベルトやケネディなど歴代大統領はみなアメリカの子供…

№1838 海外展開の必要性をどのように判断するべきか

№1838 海外展開の必要性をどのように判断するべきか グローバリゼーションは日に日に進み、現在では経済圏がどのように形成されるか、特定の経済圏の中でどの国のどの企業がイニシアティブを握るかが大きな関心事になっている。 私の考えでは特定の経済圏で…

№1744 「深層現調」の言葉は知らなかった

№1744 「深層現調」の言葉は知らなかった 株式会社デンソーの2012年決算説明会資料に「深層現調」という言葉が出てくる(20頁)。 https://www.denso.co.jp/ja/investors/library/settlement/2012/files/presentation-2012_0427.pdf 「深層現調」で検索して…

№1626 中小企業と海外戦略

№1626 中小企業と海外戦略 私が所属する中小企業家同友会では中小企業の海外戦略が課題となっている。 世界のグローバル化が進行して市場が「融合化」していることは明らかだ。融合化というのは人・物・金の相互通用の障壁が小さくなっていることかもしれな…

№1544 中国進出に先だって何を注意するべきか

№1544 中国進出に先だって何を注意するべきか ある企業が中国進出を企画している。何を注意すれば良いのだろうか。 中小企業の場合,大企業のように多くの経営資源がある訳ではない。中国市場に進出するにしても自社の強みを理解してその上でそれを生かす戦…

№1542 上海白領群(ホワイトカラー層)

№1542 上海白領群(ホワイトカラー層) 最近中国の新しい消費者層,ホワイトカラーたちに関心が向いている。まだ,相対的には小さな層かも知れないが,今後発展することは間違いない。中国市場を狙うなら中国ホワイトカラー層,「白領群」のことは無視できな…

№1533 中国消費市場と日本企業の展開

№1533 中国消費市場と日本企業の展開 中国は日本の市場の一部だ,というと言い過ぎだろうね。しかし,中国市場と日本市場はかなり重なり合っているように思う。上海に行くと東京スタイルが売り出されている。デパートには日本ブランドがひしめいている。 日…

№1513 ASEANをどうみるか

№1513 ASEANをどうみるか 私の所属している中小企業か同友会では海外問題についても議論している。今日はASEAN(Association of South‐East Asian Nations)の基礎的勉強会を実施した。 ASEANは東南アジア10か国から成るが,1967年に発足したときはタイ,イン…

№1463 企业文化,中国会話教科書がおもしろい

№1463 企业文化,中国会話教科書がおもしろい 中国語ビジネス会話教室に熱心に通っている昨今だが,いろいろ考えさせられておもしろい。たとえば,こんな課題が出ている。 「企业文化中常常提倡的有?些信念?」 → 企業文化の中でしばしば唱えられるものに,…

№1418 充電しなくっちゃ!

№1418 充電しなくっちゃ! 「充電しなくっちゃ!」という時,日本人は当然体を休めてゆったりし,自分を取り戻すと考えている。しかし,中国は違う。 中国では「充電しなくっちゃ!」という時,私にはまだ知識や技能が足りないと意味に使っている。これは中…

№1394 中小企業のアジア戦略

№1394 中小企業のアジア戦略 アジア市場の融合化が進行している中,中小企業のアジア展開の戦略を考えることは必要不可欠となっている。製造業の場合,中小企業は常に大企業との関係で自分の立ち位置を考えていく必要がある。それが特定のお客さんとの関係で…

№1389 経済発展における金型の役割

№1389 経済発展における金型の役割 馬場俊幸先生(法政大学)は経済発展における金型の役割に注目する。 金型は金属,樹脂,ゴム,ガラス,炭素素材の成形品の大量生産を可能にする。また,成形品よりも一桁高い精度が要求されることや,複雑な形状を実現す…

№1378 中国インターネットビジネスの断面

№1378 中国インターネットビジネスの断面 3月21日から23日かけて上海に行った。今回のツアーでは中国関係者との懇親を深めてきた。このほかに中国インターネットビジネスをサポートしている会社の話を聞くことができた。ので紹介した。 日本では楽天などの電…

№1376 現在中国の課題と日本の中小企業の方向

№1376 現在中国の課題と日本の中小企業の方向 日本の中小企業にとって,グローバリゼーションへの対処は重要な課題だ。 現在中国には多くの魅力があり,中国市場への参入は単に中国市場への参入にとどまらない効果を持つ。 それは中国市場を通じて欧米など世…

№1374 アジアの発展と裾野作業の貢献(馬場俊幸)

№1374 アジアの発展と裾野作業の貢献(馬場俊幸) アジアの経済発展と産業技術(ナカニシヤ出版)を少しずつ読んでいる。 その中の論文「アジアの発展と裾野産業の貢献」(馬場俊幸)はとてもおもしろい。中小企業法務を専門とする私には重要な論文だ。 裾野…

№1358 アジア経済はどのように発展したか

№1358 アジア経済はどのように発展したか 「アジアの経済発展と産業技術」(ナカニシヤ出版)という本を読み始めた。昨今のアジアの経済発展を産業技術の発展という視点から問題提起するものでとても興味深い。私自身もアジア,とりわけ中国,韓国のローカル…

№1352 グローバル・バリュー・チェーン(GVC, Global Value Chain)

№1352 グローバル・バリュー・チェーン(GVC, Global Value Chain) グローバル・バリュー・チェーンは国境を越えた機能的な分業を言う。製造業などでは生産工程が分業化されているが,その分業が国際規模で行われている。国内でも自動車産業などメーカーは…

№1339 インドネシア,英文契約書無効事件

№1339 インドネシア,英文契約書無効事件 ビジネス系雑誌を読んでいたら,最近のインドネシア裁判例が紹介されていた。英国法人がインドネシア法人に対して約442万米ドルを貸し付けたところ,契約書が英文だからその契約は無効だというのだ。 この裁判は2013…

№1287 メッセナゴヤ参加の中国企業

№1287 メッセナゴヤ参加の中国企業 メッセナゴヤという企業展に参加してあちこちのブースを覗いてきた。愛知の企業展だから製造業は豊富だ。その中に中国関係企業がいくつかあった。 海鴎株式会社 この会社は中国人が大阪で会社を設立し、機械部品会社を経営…

№1241 中小企業学会「アジア大の分業」

№1241 中小企業学会「アジア大の分業」 昨日今日と名古屋で中小企業学会が開かれたので出席してみた。さすがに研究者はよく知っている。いろいろためになった。 今回のテーマは「アジアの分業構造と中小企業」だ。主催者の問題意識はグローバリゼーション進…

№1039 国際化とグローバリゼーションは違うの?

№1039 国際化とグローバリゼーションは違うの? 経営学の教科書によるとグローバリゼーションと国際化は違うのだそうだ。 グローバリゼーションは直訳すると「地球規模化」ということらしいが,1つの企業が国際的な活動を行うこととは意味が異なる。グローバ…

№969 グローバリゼーションの中での「隣の企業」

№969 グローバリゼーションの中での「隣の企業」 運輸技術や情報技術の驚異的進歩が、国境という壁を徐々に取り払っているとは誰もが感じていることだろう。中には国境の解消こそ理想世界だと恐ろしいことを言う人もいる。国境は私たちの生活を守る最後の壁…

№922 海外企業との連携

№922 海外企業との連携 私が所属するあいち中小企業家同友会ではグローバリゼーションについての研究を進めている。コスト攻勢でしかけてくる途上国に先進国企業、とりわけ中小企業はどのように立ち向かうか。海外企業との連携はどうなるのだろうか。 グロー…

№921 世界市場に挑む

№921 世界市場に挑む 愛知県の中小企業家同友会ではグローバリゼーションについての研究を進めている。融合化する世界市場に対して中小企業はどう戦いを挑むべきだろうか。 科学技術の発達にともなう物流、通信手段の発達によってグローバリゼーションは急速…

№893 大好評、海外対応セミナー

№893 大好評、海外対応セミナー 当事務所では中小企業の海外対応のためのセミナーを実施した。中国進出のための実践的な研究会で大好評だった。実例が報告や、大手商社からみて中国には仕事が実際にあるという話はよかったのではないだろうか。 TPPに対する…

№883 海外対応セミナー 千客万来

№883 海外対応セミナー 千客万来 平成23年11月29日(火) 午後3時より 当事務所では、中小企業製造業向けのセミナーを実施します。 中小企業製造業の中国進出の実例を紹介します。あなたが、中国やアジアに自社を進出させようと考えているなら、「百聞は一見…

№858 海外中小企業と連携する

№858 海外中小企業と連携する 中小企業家同友会の海外対応に関する研究会が続いている。 合資会社村瀬商会は各種帽子を販売する会社だ。販売価格の中心は1900円ゾーンだという。生協や大手スーパーを顧客に持ち、全国的に展開している。このような価格帯で勝…

№843 中小企業海外進出、みんなで助け合おう

№843 中小企業海外進出、みんなで助け合おう グローバリゼーションの進展、円高から中小企業製造業の海外進出が加速している。主な方向は中国、ベトナム、タイ、インドネシアといったところか。中国はチャイナリスクが強調されることから敬遠されがちだ。 し…