名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

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グローバリゼーション

№827 グローバリゼーションと産業の文化的多様性

№827 グローバリゼーションと産業の文化的多様性 国内経済政策の遅れから産業が海外に逃げていくということがずいぶん言われている。 アジアの市場は急激に変化している。その特徴は次の3つではないだろうか。 ① アジア経済圏の融合化 ② 生産現場から消費地…

№824 海外進出企業 クラスターはできるか。

№824 海外進出企業 クラスターはできるか。 中国東営市の経済開発区を素材に、中小企業の海外進出を研究している。 この土地の魅力は ① 大阪ウェルディング社が既に進出を果たしていること。 ② 経済開発区がまだ若く、企業誘致に熱心であること。 があげられ…

№823 中国東営経済開発区の魅力

№823 中国東営経済開発区の魅力 中小企業のグローバリゼーションを研究している私たちにとって、東営市経済開発区は非常に重要な場所だ。 東営市は黄河河口にある。渤海に面し、青島と天津の中間地点に存在する。開発が進み、進出企業に対する優遇策が失われ…

№822 中小企業のグローバリゼーション

№822 中小企業のグローバリゼーション 現在私たちは中小企業製造業の海外進出のあり方を研究している。 その研究の一つとして中国東営市経済開発区を訪問している。 グローバリゼーションが進展して、世界の経済情勢は大きく変化した。中国の経済力が向上し…

№768 大企業の海外シフト移転

№768 大企業の海外シフト移転 【2010年10月記事】 日本の自動車メーカーの国内・海外生産比率は、下表の通りとなっているが、海外生産が進んでいるメーカーは、ホンダの72.9%、日産の71.6%、スズキの61.5%、トヨタも55.9%となっており、輸出比率の高いこれら…

№759 中小企業海外対応情報センター

№759 中小企業海外対応情報センター さて、最近、仲間が集まって、「中小企業向海外対応情報センター」のようなものを作ろうかという準備を進めている。 グローバリゼーションは新しいフェーズに入っている。それは中国市場が消費地として変化していることや…

№752 経済ってなんだろう。

№752 経済ってなんだろう。 中高生ぐらいの知識がないことを暴露するようで恥ずかしいのですが、最近、経済ってなんだろうと考えている。 最近経済の本を読んでいると、豊になるメカニズムというのはどうなっているのだろうと思う。経済が循環すれば利益が上…

№748 アジアの貿易構造の変化と中小企業の戦略

№748 アジアの貿易構造の変化と中小企業の戦略 「グローバル化経済の転換点」(中井浩之著、中公新書)の勉強を進めている。 著者の問題意識は輸出経済の国アジア諸国と輸入型経済の米国など消費国の国との関係は表裏をなしているという点にある。アジア経済…

№741 アジアの経済構造はどのように変化しているか

№741 アジアの経済構造はどのように変化しているか 「グローバル化経済の転換点」(中井浩之著、中公新書)より 貿易収支の赤字と黒字は表裏の関係にある。米国経済が悪化し、うまく支払えないとなると、商品を売っている日本や中国は売れない、債権回収でき…

№737 一国の経常収支

№737 一国の経常収支 「グローバル化経済の転換点」(中井浩之著、中公新書)の勉強が続いている。 貿易収支は一国の経常収支でもある。 アメリカなどは消費国としてむやみに輸入して代金を支払っている。それだけでなく、どん欲なマネーが世界のあらゆる市…

№734 グローバリゼーションと金融

№734 グローバリゼーションと金融 大昔はブロック経済というのがあって、イギリスやフランスが世界経済を独り占めしようとしていた。おかげで利権を求めたドイツや日本が侵略戦争をした。戦後はやはり自由貿易ということで、GATTやWTOができあがったというの…

№731 「グローバル化経済の転換点」(中井浩之、中公新書)

№731 「グローバル化経済の転換点」(中井浩之、中公新書) ここ1年ぐらい、グローバリゼーションに関心を持ち続けている。最近は「グローバル化経済の転換点」(中井浩之、中公新書)を読み始めている。現在進行中だ。 この本はグローバリゼーションを国際…

№579(短)「内需型企業 アジア最高益」

№579(短)「内需型企業 アジア最高益」 9月9日日経新聞一面見出しは「内需型企業 アジア最高益」だった。アジアの実質経済成長率は7.5%で、世界の4.6%を大きく上回る。アジア内部の労働者の賃金上昇はアジア内需の拡大に結びつき、資生堂や花王といった「…

№538 中小企業とアジアへの夢

№538 中小企業とアジアへの夢 最近、中小企業とアジア市場との関係に関心が向いている。 私が所属している中小企業家同友会の集まりで、私の問題意識を伝えて集まってもらうと、中国やベトナム、タイに進出したり、何らかの形で海外事業に関わったことのある…

№516 「アジア『内需』」

№516 「アジア『内需』」 世界経済評論が「『アジア内需』は日本経済のフロンティアたりえるか」という特集を組んでいたので読んでみることにした。 中国、韓国、ASEAN、インド諸国の市場を私たちは「外需」としてとらえているが、この特集は「内需」として…

№502 グローバリゼーションと中小企業

№502 グローバリゼーションと中小企業 10年ぐらい前まではグローバリゼーションと言えば大企業のテーマだった気がする。それは単なる貿易の自由化という枠を越えたものだった。私たちもWTOの本質は何かを真剣に議論していた。 当時、WTOにもかなり夢があり、…

№359 グローバリゼーションと経済民主主義

№359 グローバリゼーションと経済民主主義 ある中小企業の研究者の先生からメールをいただいた。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 加えて、10年前までの「グローバリゼーション」の実態は「アメリカナイズ」でしたが、その後「グローバリゼーション」の胡…

№358 グローバリゼーションと中小企業

№358 グローバリゼーションと中小企業 去年の夏まで景気は良かった。グローバリゼーションは進展し、中小企業もその恩恵を受けてきた。ところが、リーマンショック以来の世界経済の退潮に巻き込まれ、国内需要の貧弱さが強調されるようになった。 グローバリ…

№139 アジア共同体

中小企業法務 №139 アジア共同体 ヨーロッパ共同体の動きに対応してアジア共同体ができたらいいなと思っているひとたちがいる。昨日,そうした人たちの会合に出席した。 ヨーロッパ共同体に続いて,アメリカ合衆国は南北アメリカの共同体を考え,アフリカで…