コンプライアンス
斎藤兵庫県知事問題は県民局長が知事の「パワハラ」「おねだり」「補助金のキックバック」など7項目について違法があるという内部通報に端を発した。この問題に対しては弁護士が早くから関与していたようだが、危機管理に対して弁護士はどのようにかかわるべ…
斎藤兵庫県知事問題は県民局長が知事の「パワハラ」「おねだり」「補助金のキックバック」など7項目について違法があるという内部通報に端を発した。「事実の否定と居直り」という斎藤知事の対応は危機管理の観点からいうと誤っている。経営者としてはこの教…
斎藤兵庫県知事問題は県民局長が知事の「パワハラ」「おねだり」「補助金のキックバック」など7項目について違法があるという内部通報に端を発した。斎藤知事は通報を知るや否や、通報者を探し出したうえ、当人を処分し、記者会見では「うそ八百」とかなり激…
斎藤兵庫県知事問題は県民局長が知事の「パワハラ」「おねだり」「補助金のキックバック」など7項目について違法があるという内部通報に端を発した。知事は勤務中に通報文を作成していたことについて「不満があるからと言って、業務時間中にうそ八百を含めて…
斎藤兵庫県知事問題が連日メディアを賑わせている。県民局長が知事の「パワハラ」「おねだり」「補助金のキックバック」など7項目について違法があるというものだ。県民局長は県の内部通報にも同様の内容を通知している。この問題はコンプライアンスや危機管…
斎藤兵庫県知事問題が連日メディアを賑わせている。県民局長が知事の「パワハラ」「おねだり」「補助金のキックバック」など7項目について違法があるというものだ。県民局長は県の内部通報にも同様の内容を通知している。この問題はコンプライアンスや危機管…
斎藤兵庫県知事問題が連日メディアを賑わせている。県民局長が知事の「パワハラ」「おねだり」「補助金のキックバック」など7項目について違法があるというものだ。県民局長は県の内部通報にも同様の内容を通知している。その後の百条委員会でいくつもの事実…
ホテルやコンビニ、鉄道などでお客がどなりちらして従業員をいじめている現場をみることがある。見ていて痛々しくて何かしてあげたいと思うがなかなか声がかけられないという経験はないだろうか。こうした、「お客」という一種の優越的な立場を背景に限度を…
№2213 中小企業の株主総会形骸化 中小企業では株主総会や取締役会が実施されていないことが多いです 会社法では株主総会や取締役会の定めがあるが,中小企業となると大抵はオーナーがいるので,一人で決めてします。形式的に総会や役員会をやっても煩わしい…
№2173 悪風は感染する 企業が倫理的であるってどういうこと? 日大炎上は企業のコンプライアンスがたを問うものだった。顧問関係の相談でもコンプライアンスに関わる相談は多い。企業が倫理的であるというのはどういうことだろうか。 一つを許すと,だんだん…
№2169 日大炎上 日大が炎上してますね 悪質タックルに日大が炎上している。企業法務からすれば,危機にあって負のスパイラル状態の典型例だ。多くの企業家は日大炎上に多くを学ぶ必要がある。 私たちの業界ではホワイトカラー犯罪という研究分野があります …
№2163 風通しのよい会社 内部通報制度は大企業だけの話ではありません。 中小企業でも風通しのよい会社は下の者が会社の問題点について社長や幹部に社内を伝える文化がある。内部通報と言うと大げさだが,「社長,実はお伝えしたいことがあります」と言って…
№2134 株券に対する無関心 株券発行会社は何かとめんどう 古い株式会社では株券発行が必要だった。実際,株券が発行される事例も多い。しかし,株券がどこかにいってしまった。株券の裏に全く知らない会社名や,個人名が記載されている,株券は今ではどこに…
№2131 いわゆる「名義株」の取扱い 株主に対する無関心 中小企業のほとんどが株式に無関心だ。今では1人でも設立できるが,過去には設立時に株主(発起人)が7人必要だった。そのため,古い株式会社の場合,いつまでも設立時の株主が存在してしまう。20年も3…
№2108 不正が発覚するとき 本社雇われ社長,子会社雇われ社長,ともかく社長と名の付くからには権限が大きいので不正が生まれやすい。社長でなくとも権限の大きい社員では不正が生まれやすい。営業と経理の分離,金銭支払い権限と金銭出納と分離など相互監視…
№2107 中小企業での子会社の管理 中小企業でもホールディングスにすることがあります 企業がある程度大きくなってくるとホールディングスタイプの会社にするという構想が出てくる。子会社のタイプはいろいろだ。 ① 流通,製造,販売といった具合に会社の機能…
№1976 不良社長の取り扱い こんなのが不良社長だ 力量のない者が社長になった場合、どんどん社長が狂い出すことがある。 狂い出すというのは会社の私物化だ。 特に製造業関係だと大きなお金が動くが、実際には仕入れや外注先、従業員の給料に消えていく。粗…
№1968 役員報酬に注意 取締役会決議、株主総会決議、大丈夫? 会社の役員報酬は原則として定款で定めるか、株主総会で決めることになっている(会社法361条)。いちいち定めておかなくても株主総会で総額を定めておけば具体的な金額は取締役会決議にゆだねる…
№1939 パーティー券 パーティー券の中身は? 国会議員など政治家はパーティー券を販売して政治資金を稼いでいるが、一般的には1枚2万円ぐらいらしい。1回のパーティーに10枚とか20枚とか買って、出席者はせいぜい2から3人ということが状態化しているようだ。…
№1907 株主総会が攻撃の材料になる場合があります 中小企業では株主総会や取締役会はかなりいいかげんだ。年度毎に税理士さんが適当に議事録を作っていることも少なくない。しかし、ひとたび問題が起こると株主総会の有効性が重要な争点になる。 東京地裁平…
№1791 「儲けすぎていないか?」 上場会社ではコーポレートガバナンスコードということが言われて久しい。管理体制構築義務は不正防止の観点から検討されていた。 大和銀行事件はニューヨーク支店スタッフが損失の発覚を恐れてアメリカ国債保有高を偽造した…
№1779 雇われ社長の不祥事とオーナーの責任 私たちの世界では「所有と経営の分離」という言葉がある。 企業を所有する株主と、企業経営する代表取締役とは違う者だという考え方だ。会社が何かあっても、株主は出資金は失うかもしれないが責任を負わない。 ホ…
№1778 監査役の責任 破産会社の多くはずさんな会計管理であると思う。ずさんな会計になったいきさつはさまざまだ。 社長が会社のカネを私事に使い、持ち出しを隠蔽するような場合、銀行から少しでも融資を引き出すために利益を粉飾するような場合、会計を軽…
№1753 子会社の管理 会社が徐々に大きくなり、部門を独立させて子会社化するという組織戦略がある。持ち株会社を設けて、子会社を支配していく方式だ。会社の経営を多角化してリスク分散をはかろう場合や、有能な人材に大きな裁量権を与えてさらに企業を発展…
№1748 コーポレートガバナンス コーポレートガバナンスというのはルールに沿って会社を運営するような意味だ。東京証券取引所がコーポレートガバナンス・コードを作っている。上場企業のような大規模組織ではルールに沿って会社が運営されることは非常に重要…
№1742 情報管理と刑事罰 情報の流出によって顧客を奪われたり、多額の賠償問題が発生したり、従業員の不正行為の温床が生じたりする。企業の命運を分けることもある。 情報はかくも重要なのだが複製が容易であるため、流出防止を完全にすることは難しい。最…
№1739 会社役員で注意すること 会社役員は労働者ではない。 労働者というのは労働契約で結ばれた者で、雇主である会社に対して労働を提供する義務がある。「労働」の本質は時間的拘束と指揮命令関係がある点にある。 会社役員というと普通は取締役以上だ。社…
№1738 幹部たちの反乱 会社管理を怠ると幹部たちがいつのまにか好きかってしていることがある。最近経験した事例でも、幹部たちに任せきりにしておいた結果、彼らが好き放題会社のお金を使ってばくちにつぎ込むというようなことが起こっていた。社長は会社を…
№1727 事故に対する経営者の刑事責任 今月の「ビジネス法務」にシンドラー社エレベーターに関する刑事事件の論評があった。マンションエレベーターの誤作動により男子高校生が死亡するという悲しい事件があったが、この死亡事件について会社役員の刑事責任が…
№1702 悪徳社員に脅かされる 社長にスキがあると社員に脅かされることがある。 社長は悪いことをやってはいけない。社員があなたを見ている。そして、社員は常にあなたの見方とは限らない。義憤を感じて密告されることがあるし、逆に社長を脅かしてくる例が…