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ドラッカー

№2189 不一致の原因は必ず突き止める

№2189 不一致の原因は必ず突き止める 一つの行動だけが正しく他の行動はすべて間違っているという仮定からスタートしてはならない。自分は正しく他の者は間違っているという仮定からスタートしてもならない。ただし,意見の不一致の原因は必ず突き止めなけれ…

№2138  ビジネスの目的はただ一つ "to create a customer"

№2138 ビジネスの目的はただ一つ "to create a customer" 顧客の創造 ピータードラッカーの有名な言葉に " to create a customer "(顧客の創造)という言葉がある。 There is only one valid definition of business purpose: to create a customer. 顧客が…

№2101 人を生かす経営

№2101 人を生かす経営 私はドラッカー主義者だ。 彼の言葉にこんな言葉がある。 部下の弱みに目を向けることは愚かであるばかりでなく,無責任でもある。上司たる者は全ての者が自らの強みをできるだけ生産性豊かなものになるよう仕向ける責任を組織に負って…

№1949 成長無ければ、直せば良い

№1949 成長無ければ、直せば良い ドラッカーは時々単純なことを言う。 「ビジネスが成長しないのであれば、よくなるようにしなければならない。どんな組織も挑戦するべき目標が必要だ」 If business does not grow bigger, it has to become better. Any org…

№1911 エグゼクティブにとっての「よい人間関係」

№1911 エグゼクティブにとっての「よい人間関係」 私はドラッカー主義者だ。時々、名言集(ダイヤモンド社)を読んでいろいろ考えている。 対人関係の能力をもつことによってよい人間関係もてるわけではない。自らの仕事や他との関係において、貢献を重視す…

№1874 自らの成長のために組織で働く

№1874 自らの成長のために働く 私は時々「ドラッカー名言集」(ダイヤモンド社)を読んでいる。 自らの強みであれ他の者の強みであれ、人の強みを生かす者は、組織としての成果と一人ひとりの人間の自己実現を両立させる。自らの知識が組織の機会となるよう…

№1804 今の決断のために未来を見つめる

№1804 今の決断のために未来を見つめる ドラッカーは "The Effective Executive" 決断にかかわる4つのルールを述べている。 優先順位を見つけ出すための真に重要なルールがあるが、それは分析の問題ではなく勇気の問題である 1. 過去ではなく未来を選ぶ。 2.…

№1768 強みは内部からは見えない

№1768 強みは内部からは見えない 「ドラッカー名言集」(ダイヤモンド社)はドラッカーの言葉がうまく選び出されている。 「知っている仕事は易しい。そのため、自らの知識や能力には特別の意味はなく、誰もがもっているに違いないと錯覚する。逆に、自らに…

№1754 優れた者ほど間違いが多い

№1754 優れた者ほど間違いが多い 私は自称ドラッカー主義者だ。時々、「ドラッカー名言集」を引っ張り出しては今まで読んだドラッカーの教科書を復習している。 優れた者ほど間違いは多い。それだけ新しいことを試みるからである。一度も間違いをしたことの…

№1729 ドラッカー読んで元気になる

№1729 ドラッカー読んで元気になる 死ぬほど忙しいので頭の整理がつかない。久しぶりに「ドラッカー名言集」(ダイヤモンド社)を読むとさすがドラッカー様、いいこと書いてある。ドラッカー主義の私としては元気になった。 効果的なリーダーシップの基礎と…

№1649 「クビ」という言葉の持つ意味

№1649 「クビ」という言葉の持つ意味 おまえはクビだと叫べば部下が全て言うことをきく,などと思う経営者は今時はほとんどいないだろう。職を失うかも知れないという「ムチ」が機能する場面は先進国では少ない。 もちろん,職場秩序の維持のために制裁があ…

№1564 社長にしか分からない言葉

№1564 社長にしか分からない言葉 ドラッカーのどこがすぐれているかと言えば,それは社長にしか分からない言葉を知っている点だと思う。マイケル・ポーターは経営戦略を分析的にとらえ総合的な判断を支える。ドラッカーは社長の内面を描き社長しか分からない…

№1443 時間の意味

№1443 時間の意味 時間についてドラッカーはこんな風に言う。 「私の見るところでは,成果をあげる者は,仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。何に時間をとられているかを明らかにすることからスタートする。次に,時…

№1436 「マネジメントできる人材」の特別なところ

№1436 「マネジメントできる人材」の特別なところ ドラッカーは経営資源のうちでも人材は特別だという。とりわけマネジメントができる人材を確保することは非常に難しい。一騎当千とはよく行ったものだ。 人を働かせるとは人を伸ばすこと 「人間を『働かせる…

№1414 一度も間違わない人の欠点

№1414 一度も間違わない人の欠点 ドラッカーの言葉は常に教訓に満ちている。ドラッカーの言葉の中には「詩」のようなところがある。こんなのはどうだろうか。 優れた者ほど間違いは多い。それだけ新しいことを試みるからである。一度も間違いをしたことのな…

№1321 「目標」それが社長の役割

№1321 「目標」それが社長の役割 ブログ記事のネタが尽きたときのドラッカーということで,ドラッカー名言集から。 「企業は大きくなれないのであれば,内容をよくしなければならない。組織には挑戦すべき目標が必要である。」 If the business does not gro…

№1308 我々はどこでイノベーションを作るか?

№1308 我々はどこでイノベーションを作るか? イノベーションのない会社は滅ぶ。 私のブログを参考にしてほしい。 №658 変化がなければ生きていけない→ http://blogs.yahoo.co.jp/lawyerkago/34418649.html №769 変化の時代とドラッカー → http://blogs.yaho…

№1263 企業の持続性と社会貢献

№1263 企業の持続性と社会貢献 企業は社会に支持されて初めて成り立つ。企業が持続的であるというのは社会に支持され続けるということを意味する。企業の目的は社会の支持を得続けることにある。 ドラッカーは「企業の目的として妥当な中身はただひとつ、『…

№1233 「世界の経営学者はいま何を考えているのか」入山章栄著

№1233 「世界の経営学者はいま何を考えているのか」入山章栄著 おもしろい本だが読み終えるのに手間取った。毎日少しずつ、夜寝る前に読んでいくというのが私の習慣だ。 表題の著書はとてもおもしろかった。著者は本書で現在の経営学で繰り広げられている様…

№1219 原点に戻る。ドラッカーの役割

№1219 原点に戻る。ドラッカーの役割 私の経営思想はドラッカーにかなり依拠している。目先のことに目を奪われて、忙しくなったり、経営が苦しくなって困ったりしているときに、時々トラッカーの著書など読んで改めて自分の使命を確認している。 ドラッカー…

№1208 成果と自己実現

№1208 成果と自己実現 ドラッカーは言う。 成果をあげる者は、社会にとって不可欠な存在となっている。同時に成果をあげることは、新入社員であろうと中堅社員であろうと、本人にとって急速に自己実現の前提となっている。 The effective executive is fast …

№1139 部下の強みを生かす責任

№1139 部下の強みを生かす責任 「ドラッカー名言集」(ダイヤモンド社)より 部下の弱みに目を向けることは、間違っているばかりか無責任である。上司たる者は、組織に対して、部下一人ひとりの強みを可能な限り生かす責任がある。そしてそれ以上に、部下に…

№1197 今を大切にする

№1197 今を大切にする 戦略上の意思決定において問うべき問題は、明日何をなすかではない。「不確実な明日のために今日何をなすべきか。」である。 The question that faces the strategic decisionmaker is not what his organization should do tomorrow. …

№1132 社長の生き甲斐、自らの価値を組織の成果に変える

№1132 社長の生き甲斐、自らの価値を組織の成果に変える ドラッカーの本はどれもけっこうボリュームがあるので中々読めない。あんちょこだが、「ドラッカー名言集」(ダイアモンド社)を時々読んでいる。これは英語の原文も掲載されているので、真意を探る上…

№1116 働くものの満足

№1116 働くものの満足 ドラッカーによると「仕事」と「仕事する」とは違うという。仕事した結果である「仕事」は成果であり、「もの」である。成果である仕事は人間と切り離すことができ、目標を設定することができる。分析も可能だ。 一方、働くことは人と…

№1097 時代の先を読む

№1097 時代の先を読む ドラッカーはこんな言葉を書いている。 「変化はコントロールできない。できることは、その先頭に立つことだけである。」 " One cannot manage change. One can only be ahead of it. " 時代は生き物のようで正確に予測することはでき…

№1045 あっとひらめくアイディアが

№1045 あっとひらめくアイディアが 当事務所のセミナーにご参加ください。 今回のセミナーのテーマは「イノベーション」を生み出す「頭脳を鍛える」です。 経営者の方々には必ずお役に立つと思います。 ☆ セミナーご案内 → http://blogs.yahoo.co.jp/lawyerk…

№999 誠実であること

№999 誠実であること このブログもついに№999となった。当初は中小企業法務研究ノートという題名だったのが、今では単に中小企業法務という題名に変えた。このブログをつくる過程でたくさんの勉強をしてきた。私の出会いとして大きかったことはドラッカーの…

№974 あなたの顧客は誰か?

№974 あなたの顧客は誰か? 「マネジメントⅠ」日経BPより 顧客は誰か? 顧客は誰かという問いは、単純そうに見えてそうではない。ドラッカーは「熟慮」が必要だという。 顧客は決して消費者ばかりではない。米国カーペット業界はマイホーム購入者ばかりでな…

№963 不採算部門に対する評価

№963 不採算部門に対する評価 不採算部門をどのように評価するかは難しい問題だ。このまま投資を続けるか、いつまで続けるか、それとも撤退するか、経営者としては悩ましいところだ。 教科書的には業績が悪化するにはいくつかの要因に分析される。第1はマク…