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№1804 今の決断のために未来を見つめる

№1804 今の決断のために未来を見つめる

 ドラッカーは "The Effective Executive" 決断にかかわる4つのルールを述べている。
 
 優先順位を見つけ出すための真に重要なルールがあるが、それは分析の問題ではなく勇気の問題である

  1. 過去ではなく未来を選ぶ。
  2. 問題にではなく機会に焦点を合わせる。
  3. 時流に乗るでのではなく、自分独自の方向を選択する。
  4. 無難で容易なことをするということより、目的を高く持ち、違うものを作り上げ
         る何かを目的とする。
 
Courage rather than analysis dictates the truly important rules for identifying priorities:

Pick the future against the past;
Focus on opportunity rather than on problem;
Choose your own direction – rather than climb on the bandwagon; and
Aim high, aim for something that will make a difference, rather than for something this is “safe” and easy to do.

 この4つの原則について私の解釈はこうだ。
 経営者にとって未来とは不確実な状況にあって今を選択することである。過去の繰り返しではチャンスを逃してしまう。何が会社を前進させるかよく考えてみよう。マイナス思考になって問題点ばかり拾っていては何も生まれない。

 時流に乗ろうとしているときにはすでに乗り遅れている。自分が何をしたいか、自分は社会の中でどんな役割を果たしているかを考えて選択することが結果として時流に乗ることになる。

 世の中は変化している。無難で容易なことばかりしていたのでは変化に乗り遅れるだろう。いつも時代に、みなに問題提起をし続けてこそ経営者だ。だから経営者は元気がいいし、自信にあふれている。

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