コンプライアンス
№1567 法的リスクの検討方法 日常的な企業法務で重要なのが法的リスクの検討である。。 どこでどんなリスクが待ち構えているかなどを順次検討する場合に私たち弁護士はどのような方法をとるだろうか。 「事業活動によって利益を得る」という場合,通常は物・…
№1506 ソーシャルリクルーティング実施上の法律問題 ソーシャルリクルーティングというのはフェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアを利用して就活社からの情報を獲得しようというものだ。最近の就活ではインターネットはもう当たり前になってい…
№1466 理研! 負の連鎖は企業にとって他人事ではない。 理研は負の連鎖が止まらなかった。小保方さんはどうしているんでしょう。STTAP細胞にはずいぶん期待したのですが、残念です。 とは言え,弁護士の立場から見ると「負の連鎖」という現象はちゃんとと理…
№1461 従業員によるお客さんへの密告 社内の不正を外部に密告されるような場合がある。会社の企業文化が不十分で社員に忠誠心が少なかったりする場合や,会社に逆恨みして腹いせに会社に復讐するために会社の不正を親会社など取引先に密告する場合がある。 …
№1459 従業員による社内の密告,通報 社内のコンプライアンスをしっかりするためには社内の風通しをよくしておくことはとても重要だ。上層部が全てを管理しているわけではない。現場に働いている人が同僚や上司の不正を見逃さない姿勢も大切なことだ。会社は…
№1444 監査役の役割 株式会社には監査役が置かれることが通常だ。最近の中小企業は組織を簡略化するために監査役も置かない例が増えているが,私の感覚からすると少数派だ。 代表取締役が手形などを乱発して会社の財産を危うくした場合には,他の取締役にも…
№1412 従業員の横領にどのように対処するか 預金などの引き出しを任せていて,従業員がお金を不正に引き出すということがある。あるいは営業に回っていてお金を取り扱うような場合には会社のお金を抜き取ることだってある。こういう場合,少額ずつやる場合が…
№1179 不良社長の特別背任罪 不良社長が公私混同をして会社の金を使い込んだような場合、会社は簡単に倒産の危機に陥る。ひどいと、月に数百万円を持ち出す例もある。 日に日に悪化していく財務状態を見ると、番頭格社員としてはやむにやまれず行動に出なけ…
№1135 社長の不適格、新社長の選任 最近社長が失踪したという相談を受けた。こういう事件は3年に1回ぐらいある。借金でクビがまわらなくなって社長が逃げたとか、社長が大きな失敗をして逃げ出したとか、当然のことながらあまりいい話はない。 あるいは、社…
№1133 倒産会社の代取に対する責任追及 取引先が倒産してしまうと債権は回収できない.連鎖倒産することだってある。こうした未回収債権に対して、代表取締役個人に対して責任追及することは出来るだろうか。 会社法429条1項は次のように定め、個人責任の可能…
№1046 行政指導はこわい 公衆相手の事業を行う場合,様々な行政指導が入る。火災,衛生などはその典型だ。廃棄物処分業も厳しい行政指導が行われる。病院経営でも行政指導は厳しい。会社経営にあたって,行政対応は非常に重要な課題となる。 行政指導に対し…
№1041 社員の横領 信頼できる社員に裏切られると社長としては非常にショックを受ける。 私の経験した例では,売上金を使い込んだという例がある。使い込みについて会社側でも社員側でも代理人を引き受けたことがある。 社員側の事件は,もっぱら刑事事件であ…
№1026 取締役会あれこれ 会社法が改正されてずいぶんたつ。昔と違ってずいぶん自由度が増した。 株式会社の取締役の基本形は代表取締役、取締役会、株主総会、監査役だ。上場するような大企業になるとこれに監査委員会とか報酬委員会とかややこしい組織がつ…