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№1160 春爛漫

№1160 春爛漫
 連休もすぎ春が本格化した。もうすぐ、初夏だ。

 早春のころ、木々の葉はまだ芽吹いたばかりなので、林の中には光が届く。この時期、林の地面には早春の花が咲く。シュンランは一押しの花だが、外にもカタクリやフジバカマなど可憐な花が咲く。シュンランは薄い緑の上品な花で、日本人の好みに合う。カタクリは美しい紫の花を下に向け、可憐な装いで咲く。7年かけて花を咲かせ、また7年後に花が咲く。フジマバカマは名前がゆかしい。

 春が進み、今ごろになると若葉がどんどん大きくなって新緑がまぶしい季節となる。山々はパッチワークのようになり、ナラやクヌギ、そのほかの木々の鮮やかな緑にフジの紫が混じる。日なたの春は盛りとなり、タンポポやスミレ、ナズナイヌノフグリといった花が競うように咲く。キュウリグサの微少な花もちゃんと一人前に咲いている。多様性とはこのことか思わずにはいられない。

 近所の駐車場にはアスファルトで舗装されいるのだが、その隙間から毎年のようにヒナゲシがたくさん咲く。明るい赤は春らしくていい。ヒナゲシに混じって、モジズリの青が点点としている。これにタンポポの黄色が混じり、都会の乾いた世界にも春があるんだと思ってしまう。

 我が家で春になると、好例のようにメダカを庭の水瓶に放す。我が家のメダカはなかなか年を越さない。というのも、近所の猫がどうやってやるのかメダカを襲う。網を掛けたり、いろいろ対策をするのだがうまくいかない。憎らしいからいつか復讐してやろうと思ったりする。ともかく、水瓶にボウフラが湧くのを防ぐためにメダカは毎年入れる。


        きゅうりぐさ 2mm程度の花です。  http://nekobiyori.cocolog-nifty.com/days/2004/05/post_18.html