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№1370 我らが徳川宗春

№1370 我らが徳川宗春
 名古屋人と言えば名古屋弁尾張名古屋は城で持つ。名古屋人と言えばこんな感じだ。


 桜の花がぱっと咲き,「なんでもやってみやぁ」ってな感じで,賑やか商業都市というのが名古屋弁の調子だ。三味線,太鼓と景気のよい調子が聞こえてくるようだ。

 この賑やか名古屋弁,ルーツは織田信長「楽市,楽座」かもしれないが,私はなんと言っても徳川御三家尾張徳川7代藩主,徳川宗春が一押しだ。知っとりゃーす。1700年代初頭,時の将軍,徳川8代将軍徳川吉宗は「享保の改革」をぐいぐい推し進めていた。世は倹約社会となっていた。

 そんな中,がんばっていたのが尾張藩主われらが,徳川宗春だ。世の中が賑やかで経済は成り立つと規制緩和路線を選択した。「條々二十一箇條」というのがあって,法律の規制は少ないほどよいのだと言っているようだ。

 宗春は祭りも盛んにして庶民の楽しみも作り上げていった。自らも派手な衣装に白牛にまたがり,名古屋市中を練り歩いた。名古屋人は今でも宗春が大好きだ。