名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

2008-01-01から1年間の記事一覧

№115 はげあたま

中小企業法務ではありません №115 はげあたま ハゲの恐怖は知らなかった。今日,風呂場の鏡を見たら,なんとなく毛が薄い。さらに短い髪の毛を上げてみると,何だか少ない。毛をいじるたびにフケが落ちてくる。額の面積が,予想以上に拡大しているではないか…

№114 経営理念あれこれ memo

中小企業法務 №114 経営理念あれこれ メモ 経営理念とは社会における組織の存在価値を端的に表現したものである。 社会は大企業から中小企業、市民に至る多様な組織の集合体であるが、各組織体は相互関連性を持つことによって存在価値を見いだしている。私た…

№113 独占禁止法

中小企業法務 №113 独占禁止法 独占禁止法は大企業による横暴を防ぎ,中小企業の自由な活動を保障するために機能する。もっとも,中小企業だからといって独占禁止法による規制は無関係にはならない。特定の公共事業で「談合」を行えば,独占禁止法違反となる…

№112 中小企業法務の特徴

中小企業法務 №112 中小企業法務の特徴 「中小企業法務の理論と実務」という本がある。大阪市立大学法科大学院での教科書として作成された本だが,学生ばかりでなく,私達の勉強にも役立つ。 この本によると,中小企業には「光」と「影」があるという。「光…

№111 中小企業の地域貢献

中小企業研究 №111 中小企業の地域貢献 中小企業家同友会ではまちづくりに対する中小企業家の役割が議論されている。 ここでは中小企業家が地域に果たす役割,逆に,地域貢献が経営に与えるメリットが論議されている。中小企業は地域に根ざすことによって持…

№110 好きな花

№110 好きな花 男性の場合,花に関して話題に出てくることは少ない。まして野草などには関心が少ないかもしれない。そんなのはじいさんの趣味だと言われそうだ。 私が最初に好きになったアジサイだった。確か小学生の時だったのではないかと思う。何かでアジ…

№109 中小企業の株式評価

中小企業法務 №109 中小企業の株式評価 「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律」の施行に伴い最近は事業承継の話題が多い。 相続は事業承継対策の大きなテーマの一つである。法律的には遺産分割の問題として,税制的には相続税などの問題が大き…

№108 登記の役割

中小企業法務 №108 登記の役割 法律実務では登記が様々場所に登場する。特に注意を要するのは登記をしなければ効力が発生しない場合あることだ。商号を続用して事業譲渡をした場合には債務も引き継いでしまうのだが,引き継がない旨の登記をすれば免責される…

№107 ウォルマート 10のルール

中小企業法務 №107 ウォルマート 10のルール ウォルマートは小売業界の世界チャンピオンだ。イオンなど日本の大手小売業界のやり方もウォルマート流の手のひらの範囲を出ていないように見受けられる。商店街派の私としては,ウォルマートのようなやり方はあ…

№106 「倒産」と在庫,在庫をどうする?

中小企業法務 №106 「倒産」と在庫,在庫をどうする? 破産にもお金がいると聞いて驚かれることが多い。小さな企業でも100万円ほど必要だ。だいだい債権者数,総債務額,企業規模によって必要な金額が変わってくる。中企業だと500万円ぐらいかかることだって…

№105 幸せの形

中小企業法務ではありません。 №105 幸せの形 私の事務所は女性が圧倒的に多い。私は事務所のスタッフがどんな生活を送り,どんなことを考えているか知らない。もう,何年も私の仕事を担ってくれているのに何も知らないというのは妙なものだが,本当なのだ。…

№104 複雑すぎるぞ、中小企業税制

中小企業法務 №104 複雑すぎるぞ、中小企業税制 弁護士はその事件限りの専門家となる。例えば,税制がそうだ。弁護士は税務訴訟を進めることができるが,税理士の援助無くして裁判ができる弁護士は非常に少ないだろう。つまり,弁護士は事件限りで専門家にな…

№103 企業の内紛

中小企業法務 №103 企業の内紛 同族会社は創業者が生きている間は大丈夫だが,その後に問題が起こることがある。あるいは,共同事業者間で意見が合わず,どちらかが出て行かなければならない場合だってある。そんなとき,会社の主導権をめぐって骨肉の争いが…

№102 ドバイの不動産取引

中小企業法務 №102 ドバイの不動産取引 弁護士は顧問先などに報告書を作成することがある。どんな内容になるか紹介したい。いろいろな相談に対してこんな報告書になる。さきごろ,ドバイの不動産取引というめずらしい相談を受けたので,その報告書を紹介しよ…

№101 中小企業家にとっての会社法

中小企業法務 №101 中小企業家にとっての会社法 会社法の教科書を読んでみた。私たち弁護士は司法試験という資格試験に合格する必要がある。会社法を始めとしたいわゆる六法は当然勉強している。日常的にも会社法を取り扱う事件はある。 しかし,司法試験で…

№100 サモトラケのニケ(100回記念)

中小企業法務ノート №100 サモトラケのニケ このノートもついに100回となった。100回になったら止めようと思っていたが,最近はますますのめり込んでしまった。「中小企業」「弁護士」「名古屋」のキーワードでyahoo検索すると一番最初に出てくるのでうれし…

№99  ネッツトヨタ南国 その2 労使関係

中小企業法務ブログ №99 ネッツトヨタ南国 その2 労使関係 愛知経営フォーラムでのネッツトヨタ南国社長の講演は非常に刺激的であった。①人間性に対する明確な理念,②これでもかといわんばかりの社員教育プログラムのアイディア,③時間をかけて社員教育を実…

№98 ネッツトヨタ南国

中小企業法務ブログ №98 ネッツトヨタ南国 愛知中小企業家同友会では「あいち経営フォーラム」を年1回開催している。今年の基調講演はネッツトヨタ南国社長横田英毅氏の講演で始まった。 ネッツトヨタ南国は高知県のカーディーラーだ。同社は2002年に日本経…

事務所の受付です。

事務所の受付です。

事務所の入り口です。

事務所の入り口です。

2階が事務所です。

事務所の外観です。2階が事務所になります。

№97 社長の決断の応援する。

中小企業法務ブログ №97 社長の決断の応援する。 中小企業の社長は全てに専門家になることはできない。しかし,どこに専門家がいるかは分かる。弁護士はこうした社長の決断を応援する。 中小企業においては,所有と経営とが分離していない。大企業では一般株…

№96 事務所のポリシー

中小企業法務ブログ №96 事務所のポリシー 「中小企業法務のご相談は是非,当事務所に」 という,宣伝文句は最近では山のようにある。うちの事務所だって,たくさんのお客さんに来てほしい。このブログをごらんのみなさん,どうぞお越し下さい。法律顧問,事…

№95 ジャズは特別。歌謡曲はくだらん。

中小企業法務 №95 ジャズは特別。歌謡曲はくだらん。 音楽ファンの中でもジャズファンは特別かもしれない。そんなことを言うとクラシックファンだって特別だぞと言われるかもしれない。確かにそうだ。ロックだって,ポップスだって特別だ。うちの娘は歌謡曲…

№94 中国法務

中小企業法務 №94 中国法務 グローバリゼーションの展開は今や避けられない情勢となっている。それは経済だけではなく,社会構造や文化にも及んでいる。余りの急激な進展に対し,世界は対応できていないのが実情だろう。今回の金融危機もその一つだ。グロー…

№93 社長の教訓:石田梅岩

石田梅岩は元禄時代に商売のあり方を説いた市井の哲学者だ。1680年に生まれ,1744年に没したとされている。安土・桃山時代を経て泰平の世の中になり,農業の生産量が上がる一方,武士たちは戦費を使う必要が無くなった。世の中にお金が余り,まさにバブル時…

№92 会社にヤクザがやってきた。5箇条の対応法。

中小企業法務 №92 会社にヤクザがやってきた。5箇条の対応法。 会社,特に小売りをやっている事業者は時々変なクレームを付けられる。ヤクザの存在はまれで,直接現役のヤクザと接したことがある人は多くはないだろう。弁護士だってそんな多くはないが,職業…

№91 社長の心が弱るとき

会社の大きなトラブルは社長の心が弱るときに多い。その典型的な例が,経営の悪化だ。経営が悪化するとどうしてもたちの悪い商売に手を出しがちだ。そんなときには失敗も起こる。 世の中にはトラブルの中で生きている人間もいる。ヤクザなどはその典型例だ。…

№90 ビューティフルな人生

うちの親父はクラウンが大好きだった。2年に一度というハイペースで意味もなく新型に買い換えていた。私に向かって弁護士の先生になったのだからクラウンぐらい乗らないとみっともないなどと言っていた。もちろん,私はクラウンは死んだって乗らない。あれは…

№89 会社の役職

会社法が成立して会社組織には様々なオプションが用意された。取締役,取締役会,代表取締役と従来の制度の本筋は変わらない。しかし、我々の間では常識であった取締役会であっても,バリエーションがあり、会社法では取締役会設置会社,委員会設置会社,非…