名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

中国,海外法務

№631 中小企業海外進出支援

№631 中小企業海外進出支援 中小企業の海外進出支援には何があるだろうかと最近考えている。 名古屋市政に関わっている人と雑談していたら、名古屋市には上海に出張所があって中小企業支援をしているということだった。 このことについて、東京都内のある会…

№627 誰でもできるグローバリゼーション

№627 誰でもできるグローバリゼーション 本日は、愛知中小企業家同友会、愛知経営フォーラムがありました。参加した事業者数は実に1100名となり、大盛況でした。私はグローバリゼーションをテーマにした分科会を担当し、実に充実したものとなりました。 今回…

№623 北京便り その3

№623 北京便り その3 中国に来てひしひと感じるとのは中国経済構造の変化だ。 中国は賃金上昇、賃金格差の上昇、社会保障の充実、環境保護の重視などをかかげた。しかし、ニュースで見る限りは、大学生の失業率は高いそうだ。農村の所得水準は低い。そんな状…

№622 北京便り その2

№622 北京便り その2 中国の経済力の上昇は賃金上昇と結びつく。中国12次5か年計画は中国が福祉国家の方向を意識し始めたと言ってよい。こうした中国の傾向は中国が社会主義国家であることを改めて思い起こさせる。社会主義は計画経済と社会の実質的平等を目…

№621 北京便り その1

№621 北京便り その1 東営市から北京市に入った。北京では日本商工会議所に訪問した後、日中韓渉外業務を進めている法律事務所を訪問した。この事務所は私の事務所が懇意にしている法律事務所だ。その後は、ある中国企業の経営者と話す機会を得た。 北京の雰…

№619 東営市、中小企業の悩み

№619 東営市、中小企業の悩み 今回のツアーではこれから中国進出を考えている中小企業と一緒になることができた。事業規模は分からないが、ある企業は自社の特殊製品でいくつかの特許を持っており、世界に製品を売り出しているということだった。この高性能…

№618 東営市、大盛り上がり

№618 東営市、大盛り上がり 今日は中国東営市視察本番でした。私たちは東営市経済特区の方に青島まで迎えに来ていただき、さらに今日は終日経済区を見て回りました。夜は経済区の方とごいっしょし大盛り上がりでした。中国人はやたらと乾杯して飲み干す、こ…

№613 北京視察ツアー

№613 北京視察ツアー 私の事務所は北京に進出した経験を持っている。東桜法律事務所は一緒に事務所を開き、現在も活動中だ。昨今の経済情勢を受けて、私の事務所もまた海外対応を考えている。 以下は、東桜法律事務所に北京ツアーの訪問先の斡旋をお願いした…

№606 「中小製造業の中国進出はこうありたい。」(日刊工業新聞社)

№606 「中小製造業の中国進出はこうありたい。」(日刊工業新聞社) 私の事務所は中小企業家同友会のたまり場のようになっていて、最近はグローバリゼーションの議論がしきりだ。その中で、大阪ウェルディング工業社の評価をめぐって大いに議論が沸いた。 前…

№593 どん欲な経営者たち

№593 どん欲な経営者たち 我が事務所は最近中小企業家同友会会員のたまり場のようになっている。今日も、中小企業の海外対応について話し合いを持った。今や中小企業にとって海外対応は当たり前になりつつある。 ある広告?会社(彼女の会社はいろいろやって…

№532 誰でもできるグローバリゼーション

№532 誰でもできるグローバリゼーション 最近、グローバリゼーションのことを考え始めている。 私の見たところでは最近のアジア市場には4つの特徴があると思う。 ① 中国を中心に急速な経済成長が進行している。 ② 市場の融合が急速に進み、内需、外需の区別…

№496 中国裁判例 模倣品の事例

№496 中国裁判例 模倣品の事例 日本のテレビニュースでも中国の模倣品の問題はよく報道される。 最近は中小企業の製品も中国で売られるようになっているため、中小小企業とはいえ、中国の知的財産保護制度には無関心でいるわけにはいかない。 先日も、ある中…

№494 中国契約法「不安の抗弁」

№494 中国契約法「不安の抗弁」 中国は社会主義体制であることから、日本の制度とは異なることが多い。日本では当たり前でも中国では違う。例えば日本では三権分立で司法は独立しているが、中国では全人代を頂点としてその下に最高人民法院(最高裁判所)が…

№474 大韓民国判決の効力

№474 大韓民国判決の効力 中小企業もグローバリゼーションとは無関係ではない。韓国企業とのトラブルはどのように解決されるだろうか。 事例は日本法人が韓国法人より冷凍抱卵ニシンを購入した事例だ。経過の詳細は省略するが、要するに商品に問題があったの…

№159 中国物権法

中小企業法務 №159 中国物権法 中国は改革開放路線が進んで以来,契約法の整備が進められている。その変化はめまぐるしく,日々変化を遂げている。 この変化の激しい中,なかなか成立しなかったのが中国物権法だ。中国物権法は2002年から本格審議が始まり,2…

№29 EUにおける「日本的経営」

三井逸友先生の本によると、1982年ショーン・バーガーの「日本の製造技法:単純化における9つの隠れた教訓」という本がEU・米国でベストセラーになったそうだ。当時日本経済、日本企業に対する関心は急速に高まり、日本における大企業と中小企業との関係も注…