ドラッカー
№480 今を決定するための時間軸 昨日、企業家の会合があった。会合後の飲み会で、「未来」が問題になった。中小企業家同友会の会合はまじめな話題もできるので私には向いている。 「俺は、頭が悪いから未来のことは分からん。あの○○証券がつぶれるなんて誰も…
№479 戦略的プラニング ドラッカー「マネジメント」の原書が届いた。ああ、うれしいと思って読み始めたら、私の持っている「マネジメント」(日経BP)とは異なる。よく調べたら、ドラッカーは「マネジメント」という題名の本を少なくとも3種類書いている。中…
№472 顧客とは誰か? 「企業の目的と使命を考えうえで真っ先に考えるべき問いは、『顧客は誰か』である。」(ドラッカー「マネジメントⅠ」216頁) 農業や製造業など原材料の生産に携わる企業者は往々にしてマネジメントの意味を忘れていることがある。農民は…
№471 顧客のウォンツ。事業者いろはの「い」 ドラッカーの「マネジメント」では顧客のウォンツがきわめて重視されている。 企業の「目的はただひとつ」、「顧客を生み出すこと」と言ってのけるドラッカーだからは、「顧客」が重視されるのは当然だ。ここで、…
№467 ドラッカーの基本思想 ドラッカーの基本思想は単純明快だ。「組織は社会のために存在する」という考えだと思う。ここで言う社会のためとは個々の人々の具体的要求を満たすということだろう。 著書「マネジメント」ではドラッカーは前書きで彼の世界観に…
№463 利益とは何か 目からウロコ ドラッカーの「マネジメントⅠ」はおもしろい。 ドラッカーは利益について触れている。企業は利益を目的としているだろうか。 ずっと昔、私が弁護士になりたてのころに、企業に倫理はあるかをアメリカ人たちと議論したことが…
№461 イノベーション 著書「マネジメントⅠ」の中でドラッカーはイノベーションと直感との関係について触れている。わずかなページであるが、非常に興味深い。原文が当たれていないのは残念だ。 イノベーションに関連して、彼は「将来の事業は、天才のひらめ…
№458 コストは利益の源泉だ ドラッカーの本は通勤途中で読んでいるのでちっとも進まない。 しかし、確かに含蓄がありますな。ドラッカー信奉者が多いのもよく分かる。 著書「マネジメント」の中い「既存事業の遂行と新規事業の開拓」という章がある。 おもし…
№451 オーウェン主義とドラッカー ドラッカーの「マネジメント」では、経済、社会、組織個人の相互関係を探求する。 ドラッカーが偉大なのは、経済、社会、組織、個人が発展するあり方を示そうとしている。私達はどんな組織を作りたいのか,どんな経営者であ…
№449 ピーター・ドラッカー ピーター・ドラッカー(Peteer F. Drucker )と言えば、昨今の実業家の間ではすっかり神格化されている観があって、むやみにドラッカーの言葉が引用されている気がする。 そのため、私は長くドラッカーを読む気になれないでいた。で…