名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

№2212 弁護士の交渉術

№2212 弁護士の交渉術 弁護士は裁判ができます 弁護士は口が立つ,交渉がうまい,などとよく言われます。弁護士が交渉に長けているのは裁判を経験するからです。本気でけんかしたらどうなるかという「法的力関係」の目安をつけて,ギリギリの点の利益追求を…

№2211 利他の心

№2211 利他の心 稲盛和夫著「生き方」(サンマーク出版) 稲盛和夫氏は「生き方」の中で「利他の心」というものを強調している。他人への思いやり,「世のため,人のために尽くす」というのが,人として,企業人として欠くことのできない心だという。 厳しい競…

№2210 諸行無常

№2210 諸行無常 諸行無常カレー 今でもあるか知らないが,私が京都に住んでいた頃,「彌光庵」(みこうあん)という居酒屋があった。尼さんが経営していて,東本願寺で僧籍を得ていたように思う。お酒は出してたが,食事には肉食がなかった。大豆をうまく工夫…

№2209 突然注文を打ち切られた

長期にわたる契約を継続的取引関係といいます 製造業の世界ではお客様との「絆」がとても大切だ。自社のことをサービス業だと言い切る業者もいるくらいだ。この「絆」を前提に設備投資を行い,生産量に合わせて人も確保する。こうした継続的な取引関係を前提…

№2208 人は本来怠け者なのか?

№2208 人は本来怠け者なのか? 「ティール組織」(英治出版)では人は本来信頼できるという仮定から始まっている。実際にどうかわからないが,経営者は「仮定」として選択することはできる。もちろん,経営者はリアリストだ。「ティール」という夢のような会社…

№2207 契約で利益を縛る

№2207 契約で利益を縛る 経済法は自由競争が原則です 生産から販売までの流れを私たちは商流とよんでいる。 忘れないでほしい。私たちの社会は競争社会なのだ。取引は自由だし,社長は経済人として賢く振る舞わなければならない,これは一般消費者の契約とは…

№2206 発言しない社員

№2206 発言しない社員 むなしい会議 会議中発言しない社員がいる。経営者一人がしゃべり,決め,適当に発言を求めるが「それでいいと思います」ぐらいの発言で終わる。これほどむなしい会議はない。 信頼の欠如と会議の形骸化 私の事務所ではこれは単に会議…

№2205 うんこ

№2205 うんこ 子供はうんこが好き 「チコちゃんに叱られる」で子供はうんこが大好きという番組があった。幼稚園児が楽しそうにうんちの絵を描き,目鼻口があったり,手足があったりね。確かに子供はうんこが好きだ。我が母校東海高校出身者がうんこドリルを…

№2204 50:50の株式割合

№2204 50:50の株式割合 共同して起業しても仲間割れすることがあります 友人同士で起業する場合,株式の割合をイーブン,50:50にすることがある。しかし,最初は仲良くても途中で仲間割れすることも少なくない。経営をめぐるトラブルは思ったより根が深い…

№2203 データ偽装の法的責任

№2203 データ偽装の法的責任 本来の品質を欠いているにもかかわらずデータを偽装して出荷した場合の法的責任はどのようになっているだろうか。契約で求められた品質がなのであるから債務不履行責任を負うことになる。 経営者としては賠償はあるにしても最小…

№2202 社員の幸福

№2202 社員の幸福 「ティール組織」(英治出版)はかなり重要な本だ。ティールとは「青みがかった緑」という意味だ。 著者は多くの会社や組織を調査研究して,心理学的な視点から社員が理想をもって生き生きと仕事ができる会社像を報告している。理想がきつす…

家族でLINE 反応がないなあ

家族でLINE 反応がないなあ 自分の写真を異性の写真に変換するサイトで,私の写真を女性化しました。女装願望というのは人間が本質的に備えている本能かもしれないと思うときがあります。ちょっと自分がこわい。 LINEに載せましたが,子供たちの反応がきわめ…