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№2202 社員の幸福

№2202 社員の幸福

 ティール組織」(英治出版)はかなり重要な本だ。ティールとは「青みがかった緑」という意味だ。

 著者は多くの会社や組織を調査研究して,心理学的な視点から社員が理想をもって生き生きと仕事ができる会社像を報告している。理想がきつすぎてついていけないところもあるが,最近,かなり影響を受けている。ひごろ,「使命感」に押しつぶされそうになっている社長さんは読んでもいいと思う。

 この本の影響を受けて,私も共同体のための「10の信念」を作ってみました。原案なのでこれから事務所内で議論を始めます。

  ① 私たちは地球のために行動している。

  ② 個人の誠実さや精神的な豊かさが私たちや私たちの組織の未来を保障する。

  ③ 私たちの共同体は誰でも創造的な役割を持つことができ,みんなの期待に応えることができる。

  ④ 私たちの共同体は自らもしくは共同体のために発言でき,責任を持つことができる。私たちは「やる意義を感じられない」という理由では反対しない。

  ⑤ 私たちは自分たちの失敗を批判的に見ることをやめ,新たな可能性を開くためにどのようにすべきかを議論する。

  ⑥ 共同の目的を実現するために参加者は誠実に責任を果たすことを相互に約束する。

  ⑦ 私たちは組織の中で自分らしさを発揮する。

  ⑧ 私たちはみな偽りなく,信頼できる人間ばかりだ。私たちは誰でも共感する能力があり,誰もが他人を助け,なぐさめ,友情を示す方法を知っている。

  ⑨ 私たちは貧しくてもいいとは思わない。なぜなら,経済的豊かさが理想に向 かう自由な行動を保障するからだ。

  ⑩ 私たちは学ぶ。

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