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№1960 籠橋さんちのバスケットクラブ

№1960 籠橋さんちのバスケットクラブ

バスケットクラブ構想
 籠橋家ではバスケットクラブ構想というのが古くからある。これは家族経営戦略ともいうべきものだ。

 うちの家族は妻、ひーちゃん、はーちゃん、なーちゃんの5人家族だ。今のご時世、子供らはどうせどこかに行ってしまってばらばらになるだろうと私や妻は彼らが生まれたときから危機感をいだいていた。なんせ、自分たちがそうだからだ。

 そこで、考えたのが「ふるさとづくり」だ。彼らにはいつも帰る場所があると小さい頃からすり込んでいくのいいんじゃないか。名古屋に自宅があるが、これではつまらない。帰ってきてもおもしろくないのだ。

田舎で遊ぶ
 幸い妻の実家は滋賀県長浜なので自然が豊富だ。小さい頃はせっせと通って、魚や亀、ザリガニなどとったり、虫取りにでかけていた。これは彼らのアイデンティティを植え付ける重要な役割を果たしただろう。


北軽井沢貸別荘で遊ぶ
 だんだん、大きくなってきて家族5人で出かけるようになってきた。

 日本社会は4人家族を単位にできあがっていて、5人は規格外なために不便なことが多い。家族旅行も5人で移動となると、2泊もするとけっこうなお金がかかる。そこで、毎夏北軽井沢の貸別荘を借り、1週間ぐらい泊まるということを繰り返した。

 この一週間は魚釣りや温泉、テニス、旧軽井沢での食事と楽しいこともりだくさんだ。朝、アステラッド・ジルベルトのボサノバを朝には流し、イパネマの娘が流れると「ああ、軽井沢に来た」と印象づけた。

バスケットクラブ構想完成に向けて 
 今では北軽井沢は子供らにとって「家族」を感じさせる大切な場所になっているはずだ。3人の子供らはいよいよ就職となり、「ふるさとづくり」もいよいよ完成に近づいた。末っ子なーちゃんは就職先も決まり、来年卒業なので、仕上げにはいる。

 つまり、籠橋の家族の集まりを「バスケットクラブ」という名前にする。夏は軽井沢、冬は名古屋というようにして集まり、何か楽しみをつくりながら毎年行事をすすめ、楽しく過ごすことになるだろう。私はなんと60才になり還暦になっている。

 今年の夏は還暦などどうでもいいから私のために4時間ぐらい「人生を語る」時間をとってくれと子供らには言っている。これで、バスケットクラブ発足という運びだ。

ばーちゃんは生きたご先祖
 ばーちゃんは籠橋家の生きたご先祖、籠橋家のアイデンティティとして「会長」就任かな。子供たちは名古屋に帰るたびにお参りに行くことになっている。ばーちゃんはとても喜んでいる。


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