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№1475 お勧め北軽井沢の別荘生活

№1475 お勧め北軽井沢の別荘生活

 夏休みが終わった。今年は久しぶりに北軽井沢で貸別荘を借りて家族と過ごした。なんだか夢のようだった。

 北軽井沢は「軽井沢」の名前がついているが,もとは地蔵川という地名だったらしい。本物の「軽井沢」から自動車で1時間ほど,「軽井沢」は長野県だが,「北軽井沢」は群馬県にある。ちょっと離れているが,「軽井沢ブランド」が通用しているせいか,軽井沢のガイドブックには必ず「北軽井沢」の名前がある。

 ともかく,軽井沢の名前があるが,北軽井沢はかなり田舎だ。軽井沢より高地にあるのでさらに涼しい。お盆を過ぎると時々ストーブを入れたくなってしまうような寒い朝がある。夏などは旧軽井沢で過ごすよりずっと快適だと思う。

 ともかく,我々庶民が別荘ライフを楽しむには北軽井沢はお勧めだ。
 この土地は法政大学の学者達が理想の別荘地を作ろうというので組合を結成し,別荘地を作り上げた。区画を制限する,舗装はしないなどいくつものルールを作り上げた。近所に軽井沢があったので別荘地の手本はあったのではないかと思う。

 この大学の先生達が別荘地を手がけたのは昭和2年のことだ。
 この別荘地は「大学村」と呼ばれ,緑の濃いなかに別荘が点在し,今でもすばらしい別荘地として残っている。ここを散歩して「バード」という喫茶店でゆっくりしても十分楽しめる。

 旧軽井沢はお金持ちの人たちが集まって大きな別荘地集団を作り上げている。軽井沢銀座にはたくさんの人が集まり賑わっている。高級な飲食店もあるし,旧軽井沢ならではの食料品店もある。でも,われわれ庶民にとってはせいぜい「モカアイス」を食べ,自転車で雲場池やハッピーバレーをみて,ついでに買い物をして帰るというところか。

 もし,私たち庶民が本当に避暑を楽しみ,ゆっくりしたいというのであれば「お安い」かつ別荘地としても一応整備されている北軽井沢の方がよいと思っている。家族旅行の場合,」子供3人もいると一家の1泊の料金もばかにならないが,北軽井沢の貸別荘で楽しむ分にはそれほどお金もかからないと思う。それに,旧軽井沢を楽しみたいのであれば,車でちょっと行けば行って帰れる。

 ここ数年は大学受験でお休みだったが,うちでは,長男が3歳ぐらいのころから毎年のように出かけ,だいたい1週間前後過ごすことにしている。朝起きたときにはボサノバを流し,朝食は森の中にある庭でトーストやジュース,ヨーグルトを食べ,家族でテニスをして,ピクニックをし,近所の温泉に出かけ,夜はトランプをする。

      
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