№1795 日本、中国、商人の呼び売り
物売りの呼び声はおもしろい。日本にも中国にも物売りの声があり、どの国でも懐かしい響きになるようだ。
焼き芋などは普通にあった。「い~し~やき~いも」などという呼び声も懐かしいことだ。焼き芋のおじさんは時々空き地での草野球に加わってくれて、三振とったら小さな焼き芋をおごってくれた。
竿竹なども名古屋では普通に売りに来ていた。
「たけや~、さおだけ~」「たけや~、さおだけ~」なんてのもあった。
屑屋もあった。何でか覚えていないが屑屋のリヤカーを子供らで追いかけたことがある。
「くずや~ おはらい」「くずや~ おはらい」
関東人だと納豆屋があったろう。
「なっと、なっと~」「なっと、なっと~」というのがあったらしい。
江戸時代には金魚屋、アサリ売り、煮豆売りなどもあった。
これは、物売りの声についての番組
中国にも物売りの呼び声がある。
これは中国の金魚の呼び声、「叫売」だ。古い中国の「合同」を思わせる。「老北京」という感じかな。
いろいろな「叫売」はこちら