番外 青春っていいわぁ
名古屋大学法科大学院の授業が始まった。大学に行くと、
若い人たちがあちこちにいる。当たり前と言っては当たり前なのだが、みんなけっこう勉強している。私の授業はわずか5名の院生たちだが、みんな熱心だ。スポンジで水を吸うような感じというのはこのことで、知識に対して素直に反応していく。その反応の良さになんだか重い責任を感じてしまう。未来は彼らのものだとはよく言ったものだ。彼らは気づいていないかも知れないが、私の目から見れば知識に対してどん欲だ。彼らは多くの知識をスポンジのように吸い取り、何かになって行くのだろう。