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№1989 年下の友人をつくる

№1989 年下の友人をつくる

 「営業の哲学」(高野孝之著)もいよいよ終わりに近づいてきた。ちょっと飽きてきたかな。

 営業の哲学では営業マンの心構えというのもいくつか紹介している。

 「仲間からの信頼は決して減らない財産となる」

  自分の周囲にはたくさんの人たちがいる。一流営業マンは周囲の人たちのことをよく知っており,この仕事ならあの人が手伝ってくれる,いっしょに仕事ができるなどふさわしい助っ人を頭のリストに入れている。

 もちろん,知っているだけでは人間関係は作れないし,まして助けてくれるようなまねはしない。ふだんから惜しみない支援をすること,自分の強みを周囲の人のために使うことに躊躇しないことが求められる。「与えなければ与えられない」,これは当たり前のことだ。

 「年下の友人をつくる」
  著者がIBMで辞令をもらったとき,「IBM本社では,自分より年下の友人をつくること」と人事担当者に教えられたそうだ。

 「年下の友人をつくるための秘訣は,年下の人を上から目線で見たり,接したりしないことです。」「そのため,『部下』という言葉を社内で一切使わず,常に彼らを『メンバー』と呼んでいました。」「後輩達の若い感性からたくさんの学びを得ることができますし,新しい技術やビジネスモデルに対する知識は,若い人のほうが優れていることがよくあります。」

  確かに,年下の友人を作ることは人間関係の裾野を広げることはまちがいない。同輩や先輩も大事だが,年齢を重ねる毎に減っていくし,彼らは彼らで独自の世界を創り上げていく。年下の友人は上下で補い合うし,彼らはさらに横展開したり,下展開したり,人間関係を広げていく。かなりいいことが多い。

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