名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

事業承継と相続

№1213 会社の相続問題

№1212 会社の相続問題 社長が死亡した時には相続問題が発生する。法定相続分と言って、民法は厳格に相続分を定めている。いっしょに住んでいるか、いっしょに働いているか関係なく民法は相続分に従って分配することを求めている。 妻、子供2人、ということで…

№1171 事業承継と連帯保証の諸論点

№1171 事業承継と連帯保証の諸 論点 ちょっと前まで、「社長以外に2人の連帯保証人を作ってください。」などと言われて本当に困ることが多かった。時には自分の妻、娘まで連帯保証人した事例もあった。最近では金融庁はこの慣行を見直し、原則経営者に限定す…

№1164 経営者の突然死と事業承継の諸問題

№1164 経営者の突然死と事業承継の諸問題 中小企業の場合、経営者が突然死した場合、会社が大変な混乱に陥る。一時的な経営の停滞は会社の倒産にもつながりかねない。一時的な資金が必要なことが多く、経営者が生命保険に入っておくことは非常に重要なことだ…

№1151 社長の突然死

№1151 社長の突然死 長く弁護士をやっていると社長が突然死するケースに対応しなければならないことがある。 中小企業の場合、社長=企業のようなところがあるから社長が突然死すると大混乱をきたす。誰かが社長をやらなければならないが、子供がまだ若かっ…

№949 株式譲渡契約、三男に事業を承継させた事例

№949 株式譲渡契約、三男に事業を承継させた事例 M&Aは株式を譲渡することによって成立する。会社の支配権を得ることを目的とするならば少なくとも特別決議の要件を満たす数、発行済み株式総数の3分の2以上の株式を取得することが望ましい。 複数の子供たち…

№558 社長が突然亡くなった。(その2)

№558 社長が突然亡くなった。(その2) 私の顧問先の社長が突然死した。依頼を受けて、私は会社経営の立て直しに関与している。本来の弁護士業務とは言い難いが、やってみるとだんだんと要領が分かってくる。前回は債務の整理について書いた。 債務の整理と…

№557 社長が突然亡くなった。(その1)

№557 社長が突然亡くなった。(その1) 私の顧問先に社長が突然死した会社がある。 小さな会社なので社長がいなくなると、とたんに会社の機能は止まってしまう。とりあえず、奥さんが社長となって、社長の下で働いてた社員を中心に事業を維持することにした…