№1165 オッペケー節

№1165　オッペケー節

　オッペケー節と言えば、川上音二郎、後鉢巻きに赤い陣羽織を着て、日の丸の軍扇をかざして歌った。自由民権運動の若々しい熱気が伝わってくる。

♪　権利幸福きらいな人に　自由湯をば飲ましたい

　　オッペケペッポーペッポッポー

♪　かたい上下かどとれて　マンテンズボンに人力車　いきな束髪ボンネット

　　貴女に紳士の扮装（いでたち）で　うわべの飾りはよけれども　政治の思想が欠乏だ

　　天地の真理がわからない　心に自由の種をまけ

　　オッペケペッポーペッポッポー　　

　明治維新は世の中を大きく変えて、誰もが新しい国づくりにわくわくしていたのだろう。壮士姿の浮世絵に若い力を感じてしまう。明治維新には特別な魅力がある。

　明治維新と言えば、「日本維新の会」、最近は橋下などテレビに出てきて、何か言うと気持ちが悪くなって、反吐が出てくる。あの人たちはファシストじゃないだろうか。

♪　日本維新というけれど、言ってる中身はお寒い限り、王政復古に逆戻り。

　　憲法変えて軍隊つくり、風俗部隊の従軍だ。

　　何も知らずに知った顔、うわべの威勢はよいけれど、政治の思想が欠乏だ。

　　天地の真理がわからない。不似合いだ、およしなさい。

　　オッペケペッポーペッポッポー