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金融メモ №7 便利な言葉「潜在能力」

金融交渉一口メモ №7 便利な言葉「潜在能力」
 「潜在能力」というフレーズは使える。「企業の技術力等が十分な『潜在能力』、競争力を有し、今後の事業の継続性や収益性向上に大きく貢献する可能性が高い。」という言葉は使える。
 
 我が社の○○という技術力は○○の点で他社と差別化でき、当社の技術力は「十分な潜在能力、競争力を有し、」「メーカーからの確実な受注が見込まれ」「今後の事業の継続性や収益性向上に大きく貢献する可能性が高い。」と表現してみてはどうだろうか。
 
 特許や実用新案などあれば、「当社の技術は特許や実用新案などを含み高い競争力を持っている。○○という技術は○○の点で特殊であり・・・・・」となる。これに「一過性の赤字」という便利な言葉を入れ、「確かに、今期赤字はあるものの○○の点で『一過性の赤字』と評価でき、当社の技術力がもつ潜在能力からすれば回復する可能性はきわめて高い。」と入れてはどうだろうか。