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№266 「すね毛」又は男の脚線美に関する美学上の若干の論争

№266 「すね毛」又は男の脚線美に関する美学上の若干の論争

突然,長男が京都の大学から帰ってきた。彼はサイクリング部に入って自信を深めている。

■ 息子,リビングのソファーに寝ころんでいる。父,母はダイニングテーブルに座って,テレビを観ている。息子,寝ころびながら,短パンの足を家族の前に見せる。

息子「俺って,足の毛が生えていてたくましいと思わん」
父「なんか汚いな。」
母「おとうさんだって,はえているじゃないの」
父「どれ,比べてみようか」

■ 父,テーブルから立ち上がり,息子のそばまで歩き,トレーニングパンツをまくり上げ,足を太ももまでむき出して,ソファーに寝ころぶ息子の隣に立ち,母に見せる。

息子「うわー,ほんとだ,生えてる。」
母「ほんとに,同じね。」
父(少し,ムキになって)「違うぞ,とうさんのすね毛はきれいだ。」

■ 母,息子,父の詭弁に顔を見合わせて大笑い。

息子「えー。同じだろ。」
父「違うぞ,宏樹のすね毛はばらばらだが,とうさんのすね毛はまっすぐできれいだ。」
母「ばかばかしい。でも本当ね。よく見ると宏樹の方がすね毛が多いわ。」


というので,我が家では男の脚線美が論争になった。