ちょっとだけ　ビジネス戦略「市場マトリックス」

　「今日から即使える　『最強ビジネス戦略51』」（朝日新聞出版社）を毎日1つ読み始めた。「要点だけ」と銘打ち，2ページで1論点，寝る前の3分，1論点はあっという間に読める。できるだけ紹介したい。要点のさらに要点だから，いいかげんかな。

　市場マトリックスは米国の経済学者イゴール・アンゾフが立案した。アンゾフ・マトリックスともいうそうだ。

　これは縦軸に市場（新市場 vs.既存市場）、横軸に商品（新商品 vs.既存商品）のマトリックスを作る。その上で、事業戦略を作りあげていく手法だ。

①　既存市場かつ既存商品　→　既存商品の商品力、宣伝力を強化して市場の浸透を図る。

②　新市場かつ既存商品

　　　→　既存商品を全く別の市場で応用する。通常、イノベーションはこうした形で始まる。特にイノベーションのために新たな投資が難しい中小企業ではこれが多い。

③　既存市場かつ新製品　→　例えば、既存の商品に対する保管商品を市場に導入する場合。例えば、電話市場に、インターネット電話を導入するような場合かな。

④　新市場かつ新製品　→　これは多角経営戦略がそうなのだそうだ。