名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

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№580(短)手形をなくす

№575(短)手形をなくす
 最近の若手経営者の傾向は「手形をなくす」だ。手形は簡単に期限の利益を得たり、事実上の融資を得たりするので便利だ。手形は麻薬のように経営者を誘う。しかし、手形ほど融通のきかない債務はない。不渡り一発がどれほど恐ろしいことか経営者はよくよく自覚するべきだ。手形のために逃げれる借金も逃げ切れないで倒産することは珍しくない。管理会計を徹底して少しずつでも手形を消滅させる計画を立てることをお勧めする。