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№1967 営業マンは見た目が大事

№1967 営業マンは見た目が大事

 「営業の哲学」(高野孝之著)では一流営業マンは「見た目で勝負する」そうだ。名刺一つ渡すにしても手順良く心を込めることが大切だ。清潔感有る白いシャツを着、折り目正しいズボンをはき、みなりもきちっとすることが大切だ。

これはこれまでの私の生き方とは違う。
 形などどうでもよい。もっとカジュアルに、もっとフランクに見た目より中身だなどと考えている。礼儀がなくともうれしさを出し、喜び旧知の友人のように人なつこくというのが私の生き方だ。

でも、郷に入っては郷に従う
 そうは言っても、営業の世界がそうなら、それはそれで合わせなくっちゃね。やはり顧客としたい企業と出会うときには身なりを整え、靴もぴかぴかにしたりする。暑くても背広を着て、できるだけよく通る声を出してはっきりものを言う。

営業マンは見た目が大事
 ところで、営業マンは見た目が大事というのは本当のことだと思う。
 私の経験では会ってからいくつか話をするとだいたい相手との相性が見えてくる。この人の言っていることは本物だな、自分の仕事に役立つなというような鑑別がついてくる。これは相手が大人だからだ。

 人間は長い年月生きてくると特定の価値観を身に着けてくる。もの、人、時代それぞれに対する見方がついてくる。それがしゃべった時の顔に表れる。これにしゃべる内容が加わるとだんだんその人の受けた教育(家庭でのしつけや、学生時代の過ごし方も含んで)が現れてくる。

リンカーンは言った。
 40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て。
 Every man over forty is responsible for his face. 1

 特に人と接することが商売となっている営業マンはこのことを心しておくべきだ。日頃から豊かな人生を送っておかないとよい営業マンにはなれないということになるかな。


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