№1410 子供達が大人になっていく
続いていいるんだかないだんかよくわからない連休も終盤,子供達が帰ってきて我が家は賑わった。
今年,末っ子の次男なーちゃんが大学生になり東京方面に下宿し,ついに我が家からは子供がいなくなった。
なーちゃんが東京に下宿してしまったが,妻は「連休にはなーちゃんも帰ってくる」と思って楽しみにし,心の支えにしていたらしい。「連休が終わって,もうしばらくは帰ってこないのね。こんど帰ってくるのは夏休みかしら」とひどく寂しそうだ。
子供達は確実に大人になっている。
長男ひーちゃんは京都の企業に就職し,まずはお辞儀と敬語の訓練をさせられている。社会人になってお辞儀,敬語とは。いまどきの子供はしょうがないよね。親の不徳のいたすところだ。
長女はーちゃんは,研究室が決まって喜んでいる。
「『オートファジー (Autophagy) 』にかかわるテーマが割り当てられたの。おもしろいテーマで良かった。」と喜んでいる。研究室で日本酒やワインばかり作っていると思ったら,難しい単語を発するようになっている。蛍光タンパク質を操るのだそうだ。受験の時には泣いて泣いて困っていたのに。
次男なーちゃんは大学が楽しいという。
でも,なんだか難しいことを言ってたな。えーと,人の行動は得られる利益と機会にかけるコストと機会を失う不利益のとの考量で決まるんだとか。何言ってるだ。ああ,めんどくさ。
ともかく,連休終盤,雨も降って,曇っていて,ちょっと寒くて,子供達も京都,東京に帰って行ってしまって,なんだか寂しい。