番外 おとうさん通信 №2
浪人している長女ハーちゃんがとても緊張している。国語の問題を解いていると怖くて震えるそうだ。これはいけない。ということで、センター試験が終わるまで通信を出すことにしました。
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おとうさんが小学生のころ、地面に細い線があると、それを選んで歩いたことがあります。これがもし、100mの高さだったら歩けないのに地面なら歩けるのは変だ。地面での細い線が歩ければ、自分は100mの高さの細い線は歩けるはずだと言い聞かせていました。これは環境に左右されない自分を作るんだという修行者のような気持ちでした。