№460 好き嫌い

№460　好き嫌い
　うちの長女ハーちゃんが便秘になった。ついに便秘薬を飲むらしい。
お父さん：野菜を食べないからだろう。
ハーちゃん：ちゃんと食べているよ。
お父さん：だけど、トマトは食べないじゃないか。
ハーちゃん：トマトだけじゃないの。そんなの関係ないわ。

　と、かようにうちのハーちゃんはトマトが嫌いだ。どうやっても食べない。小さいときのように、口をこじ開けて食べさせてみたいがそれもできない。

 

　うちの事務員のフーちゃんは偏食が激しいようだ。ピーマンやタマネギとかやたらと食べられない野菜がある。前までは昼ご飯はカップ麺を食べていた。

　そもそも、フーちゃんはうちに就職する前、たばこを吸っていた。

　社員の健康を気遣うのも社長の役目だ。うちの事務所はスタッフ、顧客問わず、全館禁煙だ。フーちゃんを採用するときにも、禁煙を採用条件にした。彼女の場合、喫煙したら解雇だ。

 

　さらに、フーちゃんが偏食があることがわかって、これはいかんというので、ちくちく小言を言うことにした。ピーマン食べないとダメだぞフーちゃん。でも、最近はフーちゃんはどっかでレシピを仕入れてちゃんと食べているようだ。

 

　そういえば、このフーちゃんはお酒が大好きで、夜も飲んでいたらしい。本人の勘違いか何か知らないが、夜ふかししても自分は大丈夫だ、健康だと思っていたらしい。そんな自慢は学生に任せておけばいい。それでは、社会人としての自覚が甘い。しかし、これも最近は改善されたようだ。

 

　社長と言えば親も同じ、何を言われてもかまうものか。健全な職場は健全な生活に宿るのだ。
　最近は、山ちゃんの食生活が気になっている。
　
　以上、タコ社長でした。