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№456 事務所の花見

№456 事務所の花見
 桜の花が満開ですね。みなさまの地域ではどんな桜が咲いているのでしょうか。
 名古屋では名古屋城の桜が満開です。
 
 私の事務所では毎年4月に花見をすることが恒例になっています。最初のころは弁護士1人、事務員1人という極小規模な事務所だったので花見もけっこう豪華にやっていて、京都まで出かけるということもありました。
 
 最近は事務所が大きくなったせいもあって、集団で大きな移動をすることが難しくなってしまいました。花見の日は事務所はお休みにして、午前中は研修と、事務所経営方針の議論で終わります。午後から花見とレクレーションです。
 
 今年の研修は、人との接し方研修でした。専門のコンサルタントに来てもらい、人との接し方を学びました。こうしたことは自然と身につくものと思っていたスタッフも多かったため、専門的に対応する必要があることに驚いている様子で、好評でした。
 
 研修後は事務所経営指針の検討会を実施いたしました。法律事務所は激しい競争にさらされ経営危機に立っています。向こう3ヶ月で新しい体制を作ることを確認し、みな気を引き締めることが確認されました。事務所の経営状態もある程度公表しました。今後は、数値目標を示すことになるでしょう。
 
 午後からはみなでお食事です。レストランでちょっとリッチな感じの食事をして、その後は名古屋城で花見、そしてボーリング大会で幕を閉じます。
 
 私は事務所全体が家族的であることを心がけています。事務所としては大変忙しい時期もあれば、経営危機に陥って大変な時期もあります。でも、事務所でみなでやっていけば安心だという雰囲気を作ることを心がけています。
 
 それは、家族の一人が大病にかかって家計が大変になっても、誰も家族から逃げ出す人はいません。家族は当然にあるもので逃げ出すことなど考えられません。お父さんがいて、お母さんがいて、子供たちがいて、誰もその存在を疑わず、喜びも悲しみも当然に分かち合う、それは自然とそうなるものです。
 
 我が事務所の花見は、そうした考えの一環で催している企画です。春の会議では、スタッフの家族で新しく生まれた家族の話題もでます。この日は、育休中のスタッフが生んだ双子の写真が披露されました。