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№320 エッチサイトサーフィン

№320 エッチサイトサーフィン
 関係ないですが、うちの息子の数学のテスト結果が返ってきました。平均点を超えたということで家中で大喜びでした。あんた、平均点を超えるんだ(失礼ナオちゃん)。やればできるじゃないか。などと、学年首席主席に匹敵するお祝いでした。

 最近、ブログネタが無くなるとどうしても下ネタに走ってしまう。

 インターネットのやり始め、誰もが見てみたくなるのがエッチサイトかな。男なら、サーチエンジンでエッチサイトを検索したくなってしまう。最近は動画があるからね。うちの子供らもエッチ動画を探しているかなあ。親には分からない。

 このエッチサイト、見過ぎるとうんざりして、後味が本当に悪いが、見過ぎるということがあるからたちが悪い。だんだん慣れてくると、最初の画面構成で質の高さが分かってくる。つまらない動画は最初の画面で分かる。エッチサイトと言えども、商売熱心なサイトはかなり努力している。

 たとえば、最初のページ。
 それはそれはかわいい女の子が配置されている。画面構成もしっかりしている。つまらない文書は載せない。サイトのポリシーも明確でどの顧客を対象にしているかはっきり分かる。おお、ここにはきっと「お宝映像」があるに違いないとサイト訪問者に思わせる。これでは無防備な人ははまって、破産に至る。

 たとえば、キーワード
 セックスとかいった普通のキーワードだけでは訪問者はとれない。トウキョウとか、学生とか、アジア、変態、ヘンタイなど、よく分からないキーワードも使われているようだ。読者の関心をよく調査している。

 たとえば、サイト同士の連携
 これはかなりすごい。サイト同士のリンクが縦横無尽に張り巡らされていて、「よいサイト」になると、何度でも出てくる。いつのまにか、リンク社会ができていて、リンク社会全体で顧客を取り込み、リンク社会で分け合おうという、エッチサイト社会の博愛を感じる。

 たとえば、国際競争
 エッチサイトの国際競争は激しい。彼らの市場は世界だ。アジア系では中国、韓国の進出が著しい。中国などは当局がかなり統制しているはずだが、エッチサイトがたくましいのか、エッチサイトは無害と見ているのか、最近は中国系が多い。中国国内で「天安門」で検索しても天安門事件は出てこない。しかし、国国内でエッチサイトを検索したら出てくる。

 彼らはもちろん、わいせつ罪に該当する。しかしここでも対策があるようだ。以前、エッチサイトを刑事告発したことがあるが、警察の話では海外で開設されているサイトなどで捜査が進められないということだった。警察の捜査を断る口実だったかもしれないが、彼らはいろいろ考えている。それはそれで勉強になる。