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№1675 夢のようだったサンフランシスコ

№1675 夢のようだったサンフランシスコ

 長男ひーちゃんは社会人,長女はーゃんは大学院生,次男なーちゃんは大学生だ。みんな浪人しているのではあしかけ8年間大学受験を経験している。みな下宿生活なので今は夫婦だけの生活になった。

 私たちは,なーちゃん入学の年を大学受験「解放の年」と名付けいろいろ行事を行ってきた。今回のサンフランシスコツアーは「解放の年」2年,フィナーレを飾る行事だ。みなばらばらなので,子供たちを海外に連れて行き,拘束しようというのがツアーの狙いだ。ツアーには新婚旅行並みにお金を使おうと夫婦で決めた。

 実際,家族5人が10日ほど一緒に過ごしたのだが,もうこんなことはないだろう。サンフランシスコは夢のように楽しかった。

 子供たちにはそれぞれの人生があるので,別の人生を歩んでいる者の集まりにふさわしい家族の形を作ろうと考えている。家族でLINEを楽しむのもその一つだし,盆と正月に集まるというもその一つだろう。

 改めて気づいたのだが,それぞれの人生があるせいか,子供たちの個性がかなりはっきりしてきた。例によってはーちゃんはノリノリだ。ツアーの企画もばりばり組んでいる。ひーちゃんはどちらかというと孤独を愛し,末っ子なーちゃんはなんでもはいはいということを聞いてくれる。

 もともとの性格に経験という人生の重みが加わり,それぞれの「味わい」が始まっている。

 こうして考えると,私たち家族の「未来の形」は人生を持った者同士の大人の関係に脱皮するんでしょうね。そして,家族であるという共通のベクトルをもって関係を意識的に作り上げていくことになるんでしょうね。

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