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№815 パタゴニア ヒストリー

№815 パタゴニア ヒストリー
 私の大好きな会社にパタゴニアがある。

 パタゴニアはすばらしいデザインと高性能で売り出しているアウトドアグッズの店だ。この会社は環境問題に深い関心を示している。ウェブサイトには次のように紹介されている。

 「1985年以来、パタゴニアは自然環境の保護/回復のために売上の1%を利用することを誓約し、これまでに総額4,000万ドル相当の寄付を、米国内外のそれぞれの地域で活躍する草の根環境保護団体に行ってきました。」

 この環境CSRは私たちがかかわる環境保護運動の間では異に有名だ。なぜ、利益の1%としなかったかというと、利益であれば利益が出なかったときに社会貢献できなくなると考えたからだ。

 パタゴニアの寄付のあり方は、単に木を植えるとかそういった保護運動ばかりに寄付するわけではない。もっと実践的で、時には国や大企業の活動に批判的な活動への援助を惜しまない。

 最近、パタゴニア創業者の経営論「社員をサーフィンに行かせよう(let people go surfing)」を読み始めている。まだ始まったばかりなので、よく分からないが、在野性をかかげつつ、国際的な成功を収めているパタゴニアの経営論はとても楽しみだ。 

 パタゴニアのウェブはこちら → http://www.patagonia.com/jp/home