名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

№1990 おそるべし ハダカデバネズミ

№1990 おそるべし ハダカデバネズミ

 ハダカデバネズミは地中に暮らすネズミだ。

 ほ乳類でありながら,なんと「社会性」を持っている。女王ハダカデバネズミがいて大量に子を産み,働きハダカデバネズミが女王や子供の世話をするのだ。ハダカデバネズミの巣はアリのように地中に広がっている。

 「ほ乳類がそんなことをしていいのか」と思ってしまう。よく考えたら,ギリシャ都市国家スパルタでは7才になると男の子は母親から離れ,苛酷な軍隊式教育を受けている。人間も進化したら,社会性が極度に発達し,子供を産むだけの母親と子供を育てる社会という分業が行われるかもしれない。

ハダカデバネズミは寿命がない。

 というと大げさだが,ネズミだけど30年ぐらい生きるということだ。遺伝子というのは複製される毎に端っこ部分が劣化するそうだ。端っこがの劣化がだんだん進み,きわまると細胞は再生しなくなり,やがて老死する。

 ところが,ハダカデバネズミには特別な遺伝子があって,劣化した端っこ部分を修復するらしい。だから,ハダカデバネズミは一定した成熟した体で生き続ける。人間だと35,6才ぐらいの体で400歳ぐらいまで長く生き続けるという感じかもね。うらやましいかな?。

ハダカデバネズミは癌にかからない

 これもびっくり。ハダカデバネズミの細胞には高密度ヒアルロン酸があるらしくて,これが細胞分裂を発生しにくくしているらしい。この特殊ヒアルロン酸がどんな風になっているかしらないが,癌が発生しても分裂が抑制され,そのうち癌がなくなってしまうということかもしれない。

 ともかく,癌になりにくい体質は世界中で研究が進んでいる。
 
 顔もへんてこだが,体もへんてこだ。

   名古屋E&J法律事務所へのお問い合わせはこちら
              → http://www.green-justice.com/business/index.html 

イメージ 1