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№1978 ハノイでの展開もいいな

№1978 ハノイでの展開もいいな

ハノイの魅力
 当事務所は北京、上海などの法律事務所と提携して中国法務を取り扱ってきたが、いまや中国は消費市場として考え、明確な狙いがなければ行ってはいけない国になっている。

 今回、ベトナムの仕事を初めて引き受けてハノイに行ったのだが、確かに活気がある。全体に若い。これはASEAN諸国の大きな魅力なのだろう。

 ベトナム識字率も非常に高く、比較的勤勉のようだ。少なくともハノイでは私が調査した範囲では労使関係上の争議はほとんど起こっていない。みなさんも一様に使いやすいとしている。

ベトナム北部進出
 途上国の特徴だが、ベトナムでは法整備がまだ十分進んでいない。投資法、企業法、民事法と関係する法律があるが、内容は比較的単純だ。日本、中国をモデルに組み立てられていて比較的わかりやすい構造になっている。

 日本企業がベトナムに進出する場合、製造業にあっては多くが工業団地を利用することになるだろう。工業団地は政府との連携も確かで、社会主義国特有の複雑な手続きもワンストップで受けることができる。工業団地には仲間もあり、日常的に情報交換を進めている。

ベトナム渉外法務もできそうだ
 今回のハノイでの仕事ではベトナム弁護士と意見交換ができたのは当事務所にとっては大きかった。海外法務では大手渉外事務所がすでに進出しているが、非常に高額である上、それほど役にたたない。中小企業には向いていない。

 そのため、現地で日本語の堪能な弁護士を探し出すことが不可欠であるが、ハノイでは当地の弁護士を探し出すことができた。能力についてはもう少し見定めないと難しいが、かなり使える印象だ。この弁護士とうまく連携できれば当事務所のハノイ展開は夢ではない。  

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