№1865 独り立ちする?子供たち
籠橋家の子供たちはようやく独り立ちの時期を迎えている。
普通の動物は1年以内に大人になって巣立っていく。昆虫、魚類、両生類、は虫類などのほとんどは生まれたときから一人で生活している。それに比べるとほ乳類は大人になるのにずいぶん時間がかかる。特に人類は異常に長い。その中でも日本人は特に長いような気がする。
うちの子たちはみな浪人して、大学院まで行っているので独り立ちの時期はとりわけ長い。独り立ちの時期に生命体としてはすでにピークを過ぎているような気がする。こんなことでいいのだろうか。ちょっと異常な感じもする。しかし、親は弱い。やりたいと言っていたらやったらいいとつい言ってしまう。
今は就活も終わって研究に専念しているはーちゃんだが(はーちゃんの研究テーマはなんとあのオートファジーだ!)、大学院最後の生活を楽しむと称してタイに行き、テニス合宿に出、さらにはゼミ旅行まで連続したためお金が足りなくなってしまった。
カードを利用したせいかカード会社から17万円もの請求があり、デフォルトした。おバカとしか言いようがない。京大生でもバカはバカだ。昆虫は生まれたときから一人で生活しているんだぞ。昆虫以下だ。
とりあえず親が払ってやり、虫にも劣るとしこたま怒られた。支払いが足りなくなった反省文を書かせ、改善点を明らかにし、点検することになった。PDCAサイクルの実行ですね。しばらくは保護観察が続く。
ドラッカーは知的労働者の育成にはお金がかかると言っているが、費用対効果からいったらどうなんでしょうね。みんな将来、えらくなってくださいね。
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