番外 あんぽんたん
連休でひーちゃんが帰ってきて、親子三人で食事に出かけた。 かあさんは「あんぽん」は名古屋の方言だとい言い始め、私は「あんぽんたん」は関西弁だと大論争になった。
おかあさんは「だって、学校の先生があんぽん、あんぽん、つかっていた。」とひーちゃんが中学校の先生にあんぽんと言われていたことが根拠だった。たしかに、中学校時代ひーちゃんはよく怒られていて、「あんぽん」って言われていた。しかし、それはそれ、何も名古屋弁を使う先生が使っていたからと言って、「あんぽん」が名古屋弁になる訳ではないではないか。
ひーちゃんは「そう言えば、あんぽんと言われていたなあ」などとのんきなものだ。
しかし、Wikiにはちゃんと、「あんぽんたん」が「あほんだら」から発展してきた言葉だということが示されていた。「安本丹」という漢字まである。「反魂丹」とか腹痛の薬があって、それと掛け合わせて作られたようだ。上方で始まり、江戸でも流行したらしい。
私の勝ちだ。
名古屋E&J法律事務所へのお問い合わせはこちら