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番外 ばあさんの薬箱、こてこての名古屋弁

番外 ばあさんの薬箱、こてこての名古屋弁

 この前、85歳のばあさんどこの薬箱のぞいてみたら、40年前の頭痛薬やら、ようわからん軟膏やら、お灸やら出てきて、「なーにーこれもう飲めせんよ、捨ててまうけどええかね。」ってばあさんに言ったんだわ。そしたら、ばあさん、「たーけたこといっとりゃーすな,これまだ使えるがね。とろくさぁこと言っとらかだちかんよ。」って言わっせるでかん。

 それから,ばあさんは何を思ったか,「これやってみやあ」って,40年前のお灸を持ち出してきたもんで,もうわやだがや。薬箱の中にひゃーとった40年前のマッチで40年前のお灸を据えられてまったがね。どえりゃあおうじょうこいてまった。ところがだ。それが、ぞんがい気持ちいーでかん。「ぞんぎゃあ気持ちいいねぇ。まっとやってみるわ」って、結局全部のうなってまうまで使ってまったんだなも。

   ※ 「こてこて」は「こってり」という意味の大阪弁です。
    ※ 本当はばあさんは東濃の言葉と標準語も混じっていて,こんなこてこての名古屋弁は使いません。私はもっと使いません。