№1395 シッティング・ブル(Sitting Bull)
当事務所にはシッティングブルの肖像写真が飾ってある。シッティングブルは本名タタンカ・イヨタケ(Tatanka Iyotake)、(1831年 - 1890年12月15日)は、アメリカインディアンのラコタ・スー族のオグララ族に属するハンクパパ族の戦士であり、最後まで白人の侵略に対して戦った勇士だ。
1860年代、アメリカ合衆国では白人たちがインディアンたちの土地を奪い続けていた。シッティングブルは白人たちとの戦いに武勇を発揮し、スー族を始め、多くのインディアンたちの精神的支柱となっていた。ララミー砦の和平交渉では彼は協議を拒絶してこう述べた。
「私は土地を売るつもりはないし、川辺の木、ことに樫の木をワシチュー(白人)に切らせるつもりもないことをすべてのワシチューに知ってもらいたい。私は樫の木の小さな森が大好きだ。私は樫の木を見るのが好きだし、樫の木を尊敬している。彼らは夏の暑さにも冬の寒さにも耐え、我々同様にすくすく育ち、茂って見せているからだ。」
“I wish all to know that I do not propose to sell any part of my country, nor will I have the white cutting our timber along the rivers, especially the oaks. I am particularly fond of the little grove of oak trees. I love to look at them, and feel a reverence for them, because they endure in the wintry storms and summer’s heat, and ― not unlike ourselves ― seem to thrive and flourish by them.”
全てのインディアンたちが白人に降伏し、彼もまた1881年に降伏している。
弁護士の役割に、少数者の正義を擁護するというものがある。多数は数によって守られるが、少数派は法によって守られる。私はシッティング・ブルのように最後まで誇りを持って戦う者の味方でありたいと思っている。