番外 銀行で恥ずかしかった。
なーちゃんの二次試験の申し込みのため,お母さんは銀行に行ってきた。 なーちゃんは浪人生なので,私学を沢山受ける。今の受験制度はいろいろな組み合わせが可能で,いろいろな受験ができる。二浪はさせられないという悲しい親の性で,なーちゃんは沢山の受験を申し込んだ。
銀行に行ったかあさんは,沢山の書類を持って,次から次にお金を振り込んだ。「こんなにたくさん受けるなんて,ちょっと,恥ずかしかったわ。」。でも,これもかわいい息子のためだ。
銀行では記念に「五角」鉛筆をくれた。もちろん,おかあさんは沢山もらって帰ってきた。