ちょっとだけ ビジネス戦略用語「KPI」(重要業績評価指標)
「今日から即使える 『最強ビジネス戦略51』」(朝日新聞出版社)が遂に読み終わった。末尾にビジネス戦略用語集があったので、できるだけ紹介したい。要点のさらに要点だから,いいかげんかな。
”KPI/Key Performance Indicate”、企業の成果や業績を評価する基準となる指標のことを言う。キー・パフォーマンス・インディケーターと呼ばれている。例えば、売上高営業利益率や売上高経常利益率などはそうだ。自己資本利益率とか、流動比率とか、いろいろな指標がある。
この指標は会計上一般的に言われている指標の外に、企業ならでは指標を考えている例もある。例えば、パート中心の企業ではパートの生産性、つまり時間当たりの生産性を重要な基準にしている例もある。業態が特殊だと、指標も特殊となる。
指標はいろいろ研究したらいいが、問題はこうした指標を全くもっておらず、せいぜい貯金の量ぐらいを指標にしている経営者がけっこう多い。こうした企業は一度見直してみる必要がある。