名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

№1232 中国企業の事業再編と撤退の戦略セミナー(予告)

№1232 中国企業の事業再編と撤退の戦略セミナー(予告)

 当事務所では中国進出企業の事業再編、撤退にかかわるセミナーを開催します(11月21日予定)。
 今回は公認会計士苅谷先生をお招きし、中国企業の撤退に関わる実務上の問題の講演をお願いします。

 事業再編を行うにしても事業規模の縮小、撤退を伴う限り難しい問題が生じます。
 撤退に伴う、許認可、税務、労働などリスク回避のために撤退の手法をどのように選択していくかを考えます。

 また、上海の法律事務所ともインターネットでつなぎ、中国人弁護士により実務的な諸問題についてお話し頂く予定です。


■ 激動する中国経済構造と日系の企業再編
 2013年、全人代習近平国家主席格差是正、「共同富裕」の方針を述べました。中国では人件費、社会保障費は増加の一途をたどっています。安い人件費を武器に「世界の工場」として経済発展をしてきた中国の経済構造は大きく変わろうとしています。

■ 難しい規模の縮小、撤退
 中国進出企業としても、時代の変動にあわせて企業規模の統合、縮小、撤退など新たな対応が必要となっています。
 しかし、縮小、撤退は地域に歓迎されないため、非常に難しいと言われています。法体制の不備、中国特有の人治主義、許認可、税務、労働問題と問題は山積しており専門家の関与が求められます。

■ 実務家による現場情報を提供します。

  企業再編計画の概要は?
  企業再編計画はどのようにして始められるか?
  生じる困難とその解決は?

 苅谷先生は天津にも事務所をかまえ、日系企業の再編、撤退業務にも携わってきました。
 里兆法律事務所は上海に事務所をかまえ、多くの日系企業を顧問にお持ちです。

 再編計画では、専門家集団によって日系企業の法務、税務、財政、労務の諸問題が分析され、問題を克服する最良の戦略を決定した上で、中国の迷路のような手続きを出口目指して進めていくことになります。セミナーは事業再編の現場情報をお届けします。