ちょっとだけ ビジネス戦略「チェーンストア・パラドックス」Chainstore Paradox
「今日から即使える 『最強ビジネス戦略51』」(朝日新聞出版社)を毎日1つ読み始めた。「要点だけ」と銘打ち,2ページで1論点,寝る前の3分,1論点はあっという間に読める。できるだけ紹介したい。要点のさらに要点だから,いいかげんかな。
既存業者にとって、新規参入者と共存する方が利得が高いと分かっていても、現実には競争戦略が選ばれることを言う。
例えば、駅前のケーキ屋の隣に新しいケーキ屋ができると、お互いライバル意識をむき出しにして競争してしまう。しかし、実際には共同して多様性を売り物とにして顧客を開拓した方が全体の市場は広がる可能性がある。しかし、既存ケーキ屋は客を取られたと思い、新ケーキ屋は客をとってやると思い、ライバル心むき出しにしてしまう。
合理的だと分かっていても、闘争してしまう人間の性がある。こうした、人間は不合理なものというのがチェーンストア・パラドックスということのようだ。なんだか実存的だな。
どうして、「チェーンストア」という名前がついているかは分からない。