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№1210 サロンパス

№1210 サロンパス
 なぜか、突然肩がこり始めた。

 昨日、「世界一受けたい授業」という番組で、両手を背中で合わせることができるかと芸人さんたちが四苦八苦していた。私もやってみたら、肩がすっかり痛くなってしまった。トホホ。

 そこで、私は肩こり専科の妻に相談して、サロンパスを貼ることにしている。妻はサロンパスを欠かせない。なんでも娘も時々貼っているようで、両肩あわせて時には6枚も張っているようだ。そんなに貼って大丈夫かね。

 妻には「ちょとだけ貼ってね。」と頼んだのに、左右2枚ずつ、4枚も貼られてしまった。なんでも1枚や2枚じゃきかないそうだ。ほんとかな。

 サロンパスは私には強烈だ。私が心配したとおり、強烈な効果にびっくり。じわじわと体に薬分がしみこんでいくことがよくわかる。だから言ったのに。私には強すぎるな。

 サロンパス昭和9年、主成分の「サリチル酸メチル」と、貼り薬を意味する「プラスター」をヒントに、当時の社長・中冨正義氏が命名したものだそうだ。「サロン」がなんとなく社交場のようなイメージになって、軍国主義時代はいじめられたそうだ。

 サロンパス以前は、塗布剤と言えば、「万金膏」というものだったらしく、鉛丹とゴマ油を主成分とする真っ黒な膏薬だったらしい。どうも使い勝手が悪く、効能もいまいち。そこで、ゴム剤を基盤に白色の塗り薬が開発され、サロンパスとなった。

 サロンパスのすごいところは、ブランド化を徹底させたことで、銭湯で配ったり、サロンパスの歌をはやらせたり、そのうちにはテレビを利用したりして、今日の不動の地位を築きあげていった。

 そういえばうちの婆さんも愛用していた。サロンパスの強烈な臭いは何とかならないかと思っていたが今となっては懐かしい。

 小林まことの漫画、「1・2の三四郎」では猫はサロンパスが大嫌いだそうだ。しかし、調べてみると、サロンパスが大好きな猫はたくさんいるようだ。You Tube に投稿されていた。中にはムヒが好きなのもいる。

            http://www.hmaj.com/kateiyaku/hisamitsu/i/img_02.jpg